4年生のお子様への算数の教え方

最近日課のようにブログを書いていますので、今日も一応書こうと思います。

長文を書いていると日付が変わってしまいそうなので、

あっさり系のお新香のようなブログにします。

 

規則性の典型題の問題です。

1

2、3、4

5、6、7、8、9

10、11、12、13、14、15、16

 

これで上から10段目の左から3番目を求める問題です。

 

模範解答は、上から考えることです。

10段目を求めたいけど、1つ上の9段目の最後を考えます。

最後(右端)は必ず四角数になるので、9段目の右端は81です。

それより3大きくなるので、答えは84です。

 

何の変哲もない超典型題ですが、4年生ならば10段目の最後は100と考えるかもしれません。

すると、10段目には数字が19個あるので、左から3番目は19番目よりも16小さくなるので、

100-16=84と求められます。

もちろん模範解答の方が楽です。

 

塾で配付される解説に、9×9+3=84が載っていて、お子様が100から戻していたら、いかががなさいますか?

多くの保護者様は81+3で求めるようにと伝えることでしょう。

100から戻す解き方で正解になっていなかったら、なおさらでしょう。

 

しかし模範解答はシンプルに楽に解ける方法であり、鍛錬ではありません。

例えが悪いかもしれませんが、東京から大阪に行くのに

新幹線で一気に行くのと、各駅停車を乗り継いで行くのと、太川陽介のように路線バスだけで行くのではどれが鍛錬になるでしょうか?

 

新幹線は寝ているだけで着いてしまいます。

各駅停車は計画を練って、乗り換えも頻繁にあります。

バスは、ときには10km以上歩くこともあります。

 

高学年になって、問題にさまざまな捻りを加えられれば、典型題は可能な限りシンプルに解きたいです。

新幹線で大阪に行って、そこで楽しむ感覚です。

それに対して4年生ならば、捻りや応用はあまりありません。

それならば、到着するまでの過程でいろいろな経験をするのもありではないでしょうか?

 

10段目が19個とか、左から3番目は右から17番目とか、右から17番目は右端よりも16小さいとか

そういったことを使いこなせるようになることも大切です。

6年生でもこのような数え間違いをするお子様が多いので。

 

模範解答とくらべて無駄が多いと思える解き方というのは、その無駄の部分が勉強になっている可能性があります。

模範解答にこだわり、無駄な部分が排除されている勉強は、思わぬ落とし穴があるような気がしないでもないです。

 

だからといって、模範解答が身についているお子様に、もっと無駄をしようというのは無理です。

模範解答が身についていないお子様にのみチャンスがあります。

そのチャンスを生かさずに、模範解答を教え込む勉強は、効率が良いイメージではありますが、

少し考え直しても良いかもしれません。

 

そういうことを認識しつつ、模範解答を教える、教えないの判断をされているのなら良いですが、

模範解答を身につけることが正しい勉強という姿勢で、教えている保護者様も多いと思います。

 

模範解答以外の解き方には意外な効能といいますか副産物もあると捉えると良いでしょう。

お子様の解き方がちょっと無駄があったとしても、「改善!」というよりも、

「それでできているなら、しばらくはそのままでいいかな」という姿勢が正しいフォローの仕方だと思います。

これで1367字です。

いつもの半分です。

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