模試の成績が悪いと大変なことに

9月から模擬試験を数回は受けに行っていると思います。

最近は収益確保かなんだか分かりませんが、6年生の前期から模試が何回もあります。

大手塾の収益に対する徹底ぶりはすごいです。

受験生の立場ではなく、売り上げ確保!

いよいよこの9月からはだれもが必須になりますが、

それよりも前に何回もテストを受けるのは、なんとも言えません。

会社経営だから当然という見方をするしかないのでしょうか。

 

模試の結果で一喜一憂してはいけない

模擬試験を月に1、2回は受けていると思います。

良いときもあれば悪いときもあります。

あまりブレないお子様もたくさんいますが、乱高下するお子様もいます。

塾ではよく「一喜一憂するな」と言われます。

「良いこと言うなあ~」と思わせる反面、成績で席順を決めたりするのはなぜ?

 

さんざん点数で煽っておきながら、一喜一憂するなって、もの凄く矛盾するのですが…

ちなみに私は一喜一憂してもいい派です。

嬉しいときは喜び、そのパワーで勉強し、

悪かったときはその悔しさをバネに勉強の質を高めることができると思うからです。

 

悲しくて悔しくて泣いてもまったく問題ありません。その日の夜から引き締めて勉強すれば良いのです。

塾講師のいう一喜一憂するなっていったい何なのでしょう…

穿った見方をすれば、悪かったからっていちいち連絡しないでね!

そうとでも言いたくなってしまいます。

 

勉強にも好不調はある

模試の成績が良いと良い気分になって、すべてが好転していく可能性があります。

乗ってきた~とか、絶好調~とか、そういう気分でテンションを上げて勉強できれば相乗効果が期待できます。

しかし、逆に、模試の成績が悪いと、その反対になる恐れがあります。

真剣に取り組んでいるのに、結果が出ずに志望校の合格判定が悪ければ自信喪失になりかねません。

大人でもそういう経験はしたことがあると思います。

自信喪失気味になり、このままではまずいと思って塾講師に相談したところで、

上記の通り「一喜一憂しないでください」と返ってきます。

もう少し親身になってもと思いますが。

 

どの教科も好不調の波はありますが、算数は特に大きいと思います。

国語も大きいかもしれません。

例えば、野球でも好不調の波が大きい選手がいます。

20打席無安打とか、月間15本塁打とか。

不調なときは考え込んでも解決せずにより深刻になるようです。

 

勉強ほどには頭を使わないスポーツでもそうなので、算数ならもっと好不調の波が激しいと思います。

なぜか閃くときと、閃かないとき

ミスが多いときと、ミスがほとんどないとき

こういったところが好不調だと思います。

 

スポーツなら考えずに「来た球だけ打て」とか「ミットだけ目がけて投げろって」いう指示をするかもしれませんが、

算数は「考えずに解け」なんてありえません。

良い方向に思考するなら良いですが、バランスが崩れて不調になった状態なら、考えれば考えるほど混乱するかもしれません。

 

模試の結果で不調になる

模試は成績次第で、調子を崩すきっかけになりやすいです。

いわゆるスランプです。

悪い成績を取ると、この先は真っ暗と考えがちで、動揺するからです。

スランプが長引き、成績が長期低迷し、そのまま受験突入という恐れもあります。

スランプが続くと、スランプという言葉ではなく、実力不足と評価されます。

 

そういうときは、言葉で慰めても事態は変わりません。

乗せていくようなトークをしても、次のテストで改善しなければ根本的な解決にはなりません。

根性論で指導というのは限界があります。

放っておけば良いかというと、そうではありません。

それで時間が解決する場合もありますし、前述のように長期低迷もありえます。

「気にしないで~」などと悠長なことは私は言いません。

言葉掛けでもなく、放っておくわけでもなく、でも、スランプは早めに脱出させたい。

1つ良い方法があります。

 

不調になったときの勉強法

企業秘密というほどのことでもありませんが、私がよく使う方法を書きます。

模試ならまだ本番ではないので良いですが、入試本番でも同じことがありえます。

当日発表の学校は落ちると大変です。

一説によると、1校落ちるごとに偏差値は5下がると言われます。

連敗が続くと、受かるはずの学校も受からないということになってしまいます。

 

そうならないためには、悪い結果が出ても、即、良い方向に向かってもらわないといけません。

そこで使っている作戦です。

模試と本番という違いはあれど、スランプにさせないということでは同じことです。

 

そのときに使う作戦は、できるだけシンプルな問題を解かせることです。

難易度は少し易しめです。

簡単な問題を解いて自信をつけさせるなんて単純な話ではありません。

簡単な問題を解いても自信にはなりませんし。

シンプルな問題とは、解き方がすぐに分かると言いかえても良いです。

素早く解けるではなく、素早く解き方が見つかる問題です。

 

模試を有効活用!

スランプとは、難しく考えすぎたりして頭が混乱している状態です。

簡単な問題を素直に解けない特徴があります。

こんな単純なのに、なんで解き方を思いつかないのかな…

とつい、ため息が出てしまいます。

 

そういうときはできるだけシンプルな問題を解いて、算数ってこんなに単純に解けるんだと実感することが大切です。

6年生ならば、以前のテキストに戻るよりも過去問がいいでしょう。

1回解いたことがある問題よりも初見の問題の方が回復のきっかけになると思います。

自分の受ける学校の中で最もやさしく解きやすい学校が良いです。

 

それもできなければ、受験予定のないもっと簡単な入試問題でも良いです。

毎回点数を出していって、だんだん点数が上がっていけば、調子が上がっていることがすぐに分かります。

復調してきたな~という実感があればスランプ脱出と言っていいくらいです。

 

逆に模試で成績が良ければ、気分良くいままでのルーティンワークを継続しても良いですが、

模試の成績が悪かったときの逆で、難しい問題にチャレンジするのも良いと思います。

できると一気に自信がつき、ステージが上がります。

 

模試の結果で一喜一憂しない「静」を理想とするのではなく、

巧みに利用して、さらにステージを上げたり、基本に立ち返ったりして、良い方向に進んで欲しいと思います。

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