点数を急ぐより、考える姿勢を守る。そういう指導です。
この指導は、あまり大きくは開いていません
先にお伝えしておきたいことがあります。私は今、教材作成に専念したいと考えていて、オンライン指導は、多くはお引き受けできません。実際、夜19時以降の指導も、できるだけ控えるようにしています。
それでも、このご案内を置いているのには理由があります。教材で学んでくださっているご家庭が、もし途中で行き詰まったとき、「教材を作った本人に、直接見てもらう道もある」——そう思っていただけることが、一つの安心になればと考えているからです。ですから、これは積極的にお勧めする指導ではありません。本当に必要なご家庭のために、席をわずかに開けておく、というくらいのご案内です。
どんな指導なのか ―― 綺麗な解き方を、見せません
私の指導は、おそらく、一般的な家庭教師とはかなり違います。
多くの指導は、先生が綺麗な解き方を見せて、それを子どもに真似させる形です。私は、そういう授業はしません。お子さんが自力で解けた問題は、たとえどれほど泥臭く、書く量が多い解き方であっても、基本的にそのまま認めます。私が見ているのは、「問題の重さに対して、お子さんが実際にノートに書いている量が、釣り合っているか」だからです。もっと良い解き方があるときは、「こういう考え方もあるよ」と一言添えますが、興味を示さないお子さんに、無理強いはしません。良いところを伸ばす——それで十分だからです。
手が止まったときは、状況を三つに分けて関わります。何も書いていないなら、まず「何を書けばいいか」を、その子に合わせて具体的に示します。書いてはいるが書き方が良くないなら、どう考えたかを話してもらい、「見やすい書き方の型」を伝えて直します。書き方は良いのに解けないなら、どこでつまずいたか、次の一手にどうつなぐか、なぜその方法では解けないのかを、根本から言葉で伝えます。
答えそのものは、教えません。ゴールへ向かう流れの、一部だけをヒントとして渡します。その流れに乗って自力で解けたら、次へ。また止まったら、すぐ「つまずきました」と言ってもらう。このやり取りを、テンポよく重ねていきます。
大切にしているのは、解き方を覚える子ではなく、「何を書けば解きやすくなるか」を自分で考えられる子を育てることです。これは、受験算数OSの教材が育てようとしている力と、まったく同じものです。教材で身につけることを、指導では、目の前で一緒に確かめていく——そういう時間だとお考えください。
これまで指導してきたお子さんたちの、進学先
私は、2013年から10年以上にわたって、この形のオンライン指導を続けてきました(全国、そして海外のお子さんも指導してきました)。どういうレベルのお子さんを見てきたのか、気になる保護者の方も多いと思いますので、これまで指導してきたお子さんたちの進学先を、事実として挙げておきます。
筑波大附属駒場、開成、麻布、武蔵、駒場東邦、聖光学院、栄光学園、浅野、慶應中等部、渋谷幕張、市川、本郷、世田谷学園(算数選抜)、浦和明の星、桜蔭、豊島岡女子、フェリス女学院、洗足学園、鷗友学園、須磨学園、ラ・サール ほか。
これらは、オンライン指導を通して関わってきたお子さんたちが、実際に進んでいった学校です。念のため申し添えると、「この指導を受ければ、ここに受かる」という意味ではありません。指導してきた層をお伝えするための、これまでの事実です。
指導の進め方 ―― 60分に、密度を込める
指導は、1回60分が基本です。この60分に、いかに多くの、手ごたえのある問題を解いてもらうか——その密度に、こだわっています。
その子の今の状態を見ながら、簡単すぎず、難しすぎず、ヒントをもらえば自分の手で解ける「程よい高さ」の問題を、次々に出していきます。手が15秒以上止まっているときは、たいてい、考えているのではなく、焦っています。その焦りの時間は、学習にとってむしろ逆効果なので、ヒントを渡して、すぐに流れに戻します。こうしてリズムに乗って解き進めると、60分でかなりの問題数を消化できます。初めて受けたお子さんが、「こんなにたくさん解いたのは初めて」と驚くことも、よくあります。
この指導が、向いているご家庭
正直に、この指導の考え方をお伝えしておきます。合う・合わないが、はっきりある指導だと思うからです。
一つ。この進め方は、お子さんが「書き方や手順を、素直に試してみよう」と思えることが前提になります。泥臭い書き出しや、図の整理を、しっかりお願いするからです。その姿勢がまだ育っていないお子さんの場合、指導の効果が出にくく、お互いにとって良い時間になりません。逆に、今の成績がどうであれ、示した書き方を愚直にやってみてくれるお子さんなら、私はしっかりお手伝いできます。
二つ。私の考え方は、おそらく一般的な家庭教師とは違いますし、お子さんに迎合する方針でもありません。ですから、まずは相性を確かめていただくのがいちばんです。合わないと感じられたら、遠慮なく契約を解除していただいて構いません。無理に続けていただくものではありません。
三つ。これは特にはっきりお伝えしたいことです。「塾の成績を上げてほしい」というご依頼は、原則としてお引き受けしていません。成績を急いで上げようとすると、そのために、もっと大切なもの——自分で考えて書く姿勢——を壊してしまう恐れがあるからです。それが怖くて、引き受けられないのです。「塾で今やっている単元を見てほしい」というご依頼は、もちろん歓迎です。ただ、その場合も、お子さんの様子を見て、「もっと手前の基礎に戻ったほうがいい」と判断すれば、そちらへ戻ることがあります。そういう進め方に納得してくださるご家庭を、歓迎しています。
料金
指導は、腰を据えて土台を作るため、月額会員制としています(土日は原則お休みです)。
月額会員(1回60分)
- 週1回・月4回 33000円(税込)
- 週2回・月8回 55000円(税込)
- 週3回・月12回 77000円(税込)
追加の指導や、6年生の長期休暇中に集中して受けたい場合など、回数を増やすこともできます。振替のルールや、その他の細かなご案内は、お申し込みの際に、あわせてお伝えします。
まずは、体験指導から
いきなり会員になっていただく必要はありません。まずは一度、実際の指導の雰囲気と、お子さんとの相性を確かめていただくために、初回の体験指導(60分・5500円税込)をご用意しています。
体験を受けていただき、指導の進め方にご納得いただけて、お子さん自身が「この書き方でやってみよう」という気持ちになれたら、そのとき、継続をお考えいただければと思います。ご相談だけでも構いません。
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