- 2016年12月3日
当WEBサイトでは、「新4年生は塾に行かなくて、家で勉強をした方が学習効果が高い」という考えをベースにしておりますが、新4年生から通塾開始という方が圧倒的に多いと思います。
そこで、今回は、通塾した場合にどういうことを気をつけるかを書いていきます。
- ノートの取り方
- 集中力を高める
- 暗算力を高める
- 話を聴く姿勢を大切にする
この4点がポイントだと思います。
まず1番のノートの取り方ですが、黒板に書いてあるものをすべて写そうとすると、黒板を写すことがメインになるので、避けたいです。
算数の場合は、「計算式は写さない」というルールを決めると上手くいくと思います。
計算式だけを写す生徒さんが多いですが、それは学習効果がありません。
計算式というのは、求めたいものが決まって、それを求めるための手段です。
手段だけを写すと、手段が目的となって「この計算で一体何を求めているんだろう?」という本末転倒の結果につながりやすいです。
事前に正方形の枠を作って、その枠に1問だけ書くことにしておくと、書きやすいと思います。
字を大きく書く生徒さんも多いですが、スカイプ指導でも、もう少し小さい字を書ける?と聞くと、いきなり、良い大きさの字に変える生徒さんが多いです。
つまりは意識の問題ですので、最初から一定の大きさで書くようにすると良いと思います。
2番は授業時間に合わせて、いまから学習は60分間は集中するという習慣をつけると良いと思います。
勉強をするときは1時間集中!というルールです。
それができないようだと、通塾を再検討しても良いような気がします。
3番は、授業について行けるかどうか、暗算力によるところが大きいです。
暗算が苦手な場合は、いまから1か月、「2桁×1桁」のかけ算、「2桁+2桁」のたし算、「2桁-2桁」のひき算を暗算で解く練習をすると良いと思います。
4番は、授業は「問題を自力で解くところ」であり、「講師の話を聴きに行くところ」という意識を強く持った方が良いです。
問題を自力で解くというのは、特に言われなくてもできますが、講師の話を聴くということはなかなかできません。
「ノートを取っていて話を聴いていない」「重要とは思わかったから聞き流した」
こういうケースが多いと思います。
説明を一言も聞き逃さないという真剣さがあると良いです。
ちなみに、私がいままで見てきた生徒さんで、新4年生の優秀な子は、例外なく、こっちが恥ずかしくなるくらい、真剣に話を聴いてくれました。
それも能力のうちなのかもしれませんが、聴く習慣をつけることはそれほど難しくないと思います。
以上になりますが、あと1か月どんな勉強をしよう?とお考えの方は、毎度のことながら、場合の数(書き出し)をお勧めします。
塾の4年生の算数が始まりますと、覚えていくこと多くなるので、その前に、しっかり書き出す習慣を付けておくと良いと思います。
毎度のことで恐縮ですが、小3グランプリ算数単元別をお勧めいたします。