- 2016年2月3日
東京神奈川の受験生は、第一志望校の入試まであと約3週間になりました。
学力はまだ伸びます。
もちろん伸びるような勉強をした場合です。
今年はコロナを恐れて小学校を堂々と休んでいる受験生が多いと思います。
朝から計画的に良い学習をやっていけば、相対的にも学力が上がります。
良い学習とは、バランスの良い学習のことです。
よく言っていますが、食事と一緒です。
五大栄養素をきちんと取らないと成長していかないように、バランス良く学習しないと成長しません。
いままでの復習を勧められることがありますが、それは良くて現状維持です。
入試は初見の問題です。
いま初見の問題から逃げていて、本番は初見の問題を解けるのですか?
逃げていると書きましたが、いままでの復習を勧める理由は、できないと落ち込んだり自信をなくすからです。
私は、そんな過保護に扱われた弱い受験生が、入試のときに活躍できるの?と思ってしまいます。
典型題ならいままでの問題を解いて身についているか確認した方が良いですが、初見の問題を避けるのは良くないです。
お勧めなパターンは難問と典型題と易しい問題の3つの問題をやることです。
難問は松阪牛のようなもので、食べ過ぎは、良くないです。
たまに食べるから美味しく食べられると思います。
易しい問題と書きましたが、簡単な典型題ではありません。
初見の問題で、微妙に捻りの入っている問題がお勧めです。
この問題どう工夫すれば解けるんだろう?という目で問題を見ることが重要です。
典型題の復習だと、覚えていることを思い出そうと意識がいきます。
算数は思い出す科目ではありません。
出題者の狙いを見抜いて解いていく科目です。
当教材では小6スピードアップがお勧めです。
市販の問題集でも良いですが、計算と一行系の易しい問題集は、あまり捻られていない小5の塾テキストの基本例題にあるような問題が多い印象です。
バランスの例は、難問1問、典型題3問、捻りのある易しい問題5問の9問ローテーションくらいが良いと思います。
小6スピードはそれを狙って1枚5問のテストです(1問目は計算です)
捻りのある易しい問題は、解けなくても心配ありません。
解説を軽く目を通して、「あっ、そうやればいいんだね!」と納得できれば、質の高い学習になります。
典型題や難問は、書き方に拘ったり、考え方の流れに拘ったりで、解いた後処理をしっかりやった方が良いです。
捻りのある易しい問題とは違い、解いて軽く解説を見るだけでは、質の高い学習になりません。
問題も、解いた後の処理も、メリハリが大切です。
単調な勉強にならないことに気をつけて勉強を進めていくと良いと思います。