自宅学習生は、通塾の良いところを取り入れることが大切

今回のブログは、通塾していない受験生にとって、見えない敵とでも言いますか、通塾生のメリットを書いていきます。

戦において敵をよく知ることが、勝つ可能性を高められる最大の方法です。

 

その前に、余談を書かせてください。

昨年夏にWin10を導入しまして、実戦投入していましたら、このWordPressとATOKの相性がとても悪いことに気がつきました。

1000字を超えるあたりから、変換がおかしくなり、改行もままならなくなります。

とてもストレスをためながら書いていましたが、ふと、ブラウザを変えたらどうなるんだ?と思い、FireFoxを使ってみましたら、まるでいままでの1000字超え怪奇現象が現れなくなりました。

このブログを読んでくださる方にはどうでもいい話に聞こえますが、ストレスがなくなりましたので、後半に行くにつれ、いままでより良い文章が書けそうな気がしています。

ご期待のほど、願います。

 

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まず、通塾生のメリットを考えられるだけ書いていきます。

  1. 情報が豊富
  2. ライバルがいる
  3. テストが多い
  4. カリキュラムが決まっている
  5. 塾のオリジナルテキストで学習できる
  6. 宿題が多い
  7. 授業が楽しい
  8. 決められた時間に勉強する
  9. 定期的に復習ができる
  10. 長時間の学習に耐えられるようになる
  11. 分かりやすく説明してらもらえる
  12. 親から離れたところで勉強できる

 

このくらいだと思います。

12個は多いような気もしますが。

では、それぞれについて書いていきます。

 

1番は、ネットの情報、受験情報誌、模擬試験の情報をキャッチすればまるで問題が無いと思います。

進学塾の説明会は、半分以上は「この塾で大丈夫だから辞めないでください」という宣伝です。

 

2番は、「あいつが頑張っているから俺も頑張ろう!」などという切磋琢磨は期待できないと思いますが、日本人らしく、みんなが静かに勉強しているときは、自分も同じような行動をとろうという連帯意識で集中力が持続する傾向はあります。

自学自習生はそれに対抗するには、時間を区切って短時間全力集中できるかどうかです。

集団だと出来なければ恥ずかしいという心理から、しっかりやるということも通塾のメリットと言えばそうですが、それでかえってペースを乱すこともあり、メリット・デメリットというよりも特徴と言った方が良いような気がします。

恥ずかしいことが無いかわりの何かを打ち立てられると良いと思います。

 

3番はメリットでありデメリットですが、付け焼き刃の学習ではなく、テストをペースメーカーとして、計画的に学習していく通塾生は強いです。

通塾していなくても、何らかの形でテストで身についているか確認という作業は欠かせません。

余談ですが、ここで1010字です。

何の波乱も来していません。

 

4番は自宅学習生もカリキュラムを決めて学習した方が良いです。

市販の問題集や参考書はどのくらいの日数をかけてそれを取り組めば良いかの指標が無いのが欠点です。

当教材の対話式算数は、そのあたりは抜かりなく、2年間の100週間で100話のテーマを学習するようになっており、1週間に1話進めて行くスタイルです。

楽に出来た回は早めて、苦戦した回は時間をかけていくような微調整が出来るのは、通塾生には出来ないメリットです。

 

5番は、ヤフオクやメルカリを見ていますが、サピ教材がとても高値で取引されていてびっくりします。

塾教材は、塾講師レベルで解説出来る人がいて、且つ、その塾で用意されている補助教材をしっかり取り組んで、ようやく成り立つ教材です。

メインテキスト1冊だけぽんと渡しても、魚を下ろせない人に、生きたマグロ一匹を渡すようなものです。

四谷大塚の予習シリーズだと予習で出来るくらいだから一人で出来ると思われる方がいらっしゃいますが、他と違わずれっきとした塾教材です。

塾教材を補助的に使用することは良いですが、メインテキストで塾教材を使うことは、デメリットが目につきます。

 

6番は管理されて、それに従って行動している通塾生は強いです。

自学自習生も上手く管理することは必要不可欠です。

 

7番は、それに対抗する手段としては、良い教材を使うことになります。

 

8番は、通塾生が塾で授業を受けている時間くらいは、家でしっかり勉強するようなルールにしなくてはなりません。

 

9番は、通塾生の強みです。

計画的に螺旋型に復習していくスタイルを構築した方が良いと思います。

 

10番は、通塾生の最大の強みです。

こればかりは自学自習生はかなわないと思います。

入試演習をできる時期になりましたら、演習をできるだけやり、60分間、入試問題に立ち向かっていくことができるように訓練しましょう。

 

11番は7番と同様ですが、良い教材、保護者様のフォローが必要です。

家で教える場合は、その数日後に、あの問題もう1回確認しようか?というようにアフターフォローができるというメリットがあります。

 

12番は親子関係の問題です。

親子喧嘩が多いならば、通塾のメリットはとても大きいです。

 

こう書いていきますと、塾で順調にいっている通塾生はかなり手強いですが、算数教材塾・探求の会員の方から、ときどき「先日受けた模擬試験で偏差値65を取った」などの明るいニュースを届けられます。

自学自習生は、分からない問題を消化不良のままやり過ごす、難しい問題をよく考える前に解説を聴いてしまうというデメリットがないので、その強みを生かすことは可能です。

弱い部分は可能な限り消して、強みで勝負して、良い状態で入試本番まで、あるいは、しかるべきタイミングで入塾するとき、良い位置からスタートできるように頑張ってもらいたいと思います。

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