塾のクラスで気をつけること

中学入試で、合格判定の低かった学校に受かると、入ってから後が心配になります。

あるいは補欠繰り上がり合格でも心配になるかもしれません。

深海魚になってしまうという恐れがあります。

 

試しにインターエデュで、「深海魚」と検索をかけてみると、2月分だけで101個も引っかかります。

心配の書き込み、嫌味な書き込みで溢れかえっています。

 

実際にはどうなのかというと、基本的に深海魚にはなりません。

やる気がなくなって勉強をしなくなったら、もちろん成績低迷で深海魚となりますが、やる気のある状態ならば深海魚にはなりません。

もちろん成績が1位もいればビリもいますが、ビリが深海魚というわけではありません。

点数はビリでも、もう少し基礎になったらできるのであれば、深海魚とはいいません。

最後方から、頑張って走っているマラソンランナーのイメージです。

 

でも、なぜ、深海魚にならないのか不思議です。

中学受験塾での授業の印象からすれば、この子とこの子が同じ学校で授業を受けるのは想像できないという場合があります。

前職は、中学部もあり、小学部から私立中学に進学する生徒さんにも声をかけ、私立中生用クラスで英語と数学の授業を行っていました。

小学部は6クラスでしたが、中学部の私立中生用クラスは2クラスでした。

単純に考えると3クラスの混合クラスということになります。

そのときも、あの子とあの子が同じクラスでいいのかな?と思うときが多々ありました。

 

四谷偏差値でざっと大まかに書いていきます。

偏差値65以上の子は中学部のクラスでも上位でした。

偏差値50~65の子は順位の変動がかなりあります。

つまり、中学受験時の偏差値50の子が、偏差値60の子を逆転できる可能性が十分あるというわけです。

 

中学受験の勉強をしているときは、偏差値50の子が偏差値60の子に勝つことは滅多にありません。

大きな壁があります。

中学生になると、その壁がなくなるようです。

偏差値50の子も、飛躍する可能性があります!がんばりましょう!

 

で終わったら、巷に溢れかえるブログと同じなので、この後、核心に迫っていきます。

まず、どうしてこのような現象が起きるかというと、中学生で学習する内容が簡単すぎるのです。

簡単すぎるので、偏差値50の子も良いスタートが切れます。

 

実は、それほど古い話ではありませんが、私は集団指導塾で中学生の理科を教えていたことがあります。

難関私立高校受験を目指す生徒さんたちのクラスですが、塾専用教材のテストをやってもらうと、平均点は95点くらいでした。

90点を割ることは滅多にありませんでした。

私の指導が良かったわけではなく、簡単すぎだからです。

 

また、話が変わりますが、東大の入試を私が解くと、数学をほとんど忘れているのでほぼできないはずですが、だいたい1問は算数の解き方で解けます。

ちょっと数学を勉強し直したら、合格者平均点くらいは超えるかもしれません。

 

ようやく今回のブログの趣旨に近づいてきました。

今回は、中学受験の勉強が難しすぎるという話がテーマです。

部分的ですが、東大の数学ができるくらいのレベルです。

理科や社会も分野によっては高校受験レベル以上です。

国語も大学受験レベルという人もいます。

 

どの教科も、生徒さんたちの限界レベル付近のことを学習しています。

そうすると、偏差値60の生徒さんへの指導と、偏差値50の生徒さんへの指導は変えなければ成り立ちません。

中学生になると、同じ教室で机を並べることになりますが、中学受験の勉強のときは、同じ教室では厳しいです。

 

クラスのレベルと担当者によりますが、「授業を悠々と吸収」「家で反復して吸収」「家でしっかり学習して吸収」「家で頑張るけど、理解は半分」「家で頑張ったかどうか分からないが不十分」に分けると、比率は1:1:1:1:1くらいになります。

理解不十分の子がいないように、丁寧に説明していくと、上位の生徒さんたちが飽きてしまうので、バランスの良いところを見つけて授業をします。

「○○先生は、説明がまわりくどく長くて、ようやく終わるかと思ったら、また繰り返すから、誰も聴いていないよ」と他の講師の授業の様子を報告してくれる生徒さんがいたこともあります。

それだけ、いつも真剣勝負で授業を受けていて、高度な速い授業に慣れているのでしょう。

 

塾で働いているときは言えないことですが、やはり、塾のクラスでは上位半分に入っていることが、授業を活かすためには必要です。

下位半分にいるくらいならば、クラスを下げてもらった方が効果的です。

「上のクラスにいないと難しい問題をやってくれないから力がつかない、テストの点数が取れない」という声が聞こえてきそうですが、上のクラスにいて、難しい問題を教わっても吸収できなければ意味がありません。

下のクラスで基礎をしっかり固めて、家で難しい問題をやるという手もあります。

難しい問題は塾じゃないとできないわけではありません。

 

塾でも家でも時間を有効活用しているかがポイントです。

よく、塾の下位クラスにいる生徒に対して「お客様」と揶揄する人がいますが、それは間違いで、クラス内の下位にいる人がお客様となっている可能性が高いです。

授業で吸収できないから、家で必死に勉強している方もいらっしゃると思います。

授業料を払っているのにどうして?とお感じになった経験がある方は多いのではないでしょうか?

クラスの上位にいれば、そのようなことはおそらくないと思います。

 

予習して授業の吸収力を上げるというスタイルもありますが、下位クラスで授業を吸収し、家で応用問題に取り組む方がトータルでお得ではないでしょうか?

塾からは、このような本音は絶対に聞くことはできませんが、クラスの上位にいることにこだわるといいと思います。

昇級すると、一時、クラスの下位になってしまうかもしれませんが、1ヶ月くらいで上位に行けるようであれば、それがベストだと思いますし、上位に行けないのであれば、もとのクラスが合っているといえます。

クラス名は勲章ではなく、どの環境にいることが効率よく実力をつけられるかという考え方をすると、スマートに力をつけられると思います。

 

家で難しい問題を解くときは、良問で、解説が分かりやすいことが絶対条件です。

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こんなブログを書くと、塾関係者に嫌われそうですが、これからも損得勘定なしに真実を書いていきたいと考えています。

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