- 2016年12月21日
得意科目にするためには、興味を持たせようとは誰でも思うはずです。
どうやったら好きになるかと試行錯誤している方も多いことでしょう。
今回のブログでは、算数を好きにする簡単な方法を書こうと思います。
算数が好きな人の特徴は、問題が解けることです。
理科や社会とは異なります。
国語は文章を読み取るのが得意な人が好きになると思います。
得意なものは好きという点では算数と国語は共通点があります。
理科や社会は科目そのものに興味を持たないと、好きにはならないと思います。
そもそも理科や社会は興味を持って、いろいろ知りたいという気持ちが芽生えて得意になりますので、得意だから好きになるということは順番としておかしいといえます。
そういう意味では、算数や国語を好きにする方法は、理社よりも簡単です。
得意にすれば良いわけですので。
あるいは解けなくても、知らなかったことが分かると面白いと感じるかもしれません。
しかし、集団授業で、知らなかったことが分かり面白いと感じる可能性は低いかもしれません。
授業のペースを標準的な生徒さんに合わせると、算数を得意にしていない生徒さんは後追いになりがちで、分かる喜びよりも、ついていく必死さが上回るからです。
家庭教師や個別指導ならば、いままで分からなかったことが分かるようになり、そこで分かることによる面白さを感じるかもしれません。
分かることにより算数が好きになる生徒さんよりも、解けることにより算数が好きになる生徒さんの方が多いと思います。
下手だけど好きというよりは、得意だから好きになる方が数としてはやはり多いと思います。
そうしますと、やはり得意に感じて算数を好きになってもらうしかありません。
得意に感じるためには、正解数を増やすことが大切ですが、その際に気をつけることは正答率です。
10問挑戦して8問以上正解になれば、得意に感じる可能性があります。
できなかった1、2問も、「あっ、そうすれば良いのか!」と納得できることも大切です。
そんな正解にできないから無理だと諦める必要はありません。
扱う問題のレベルを下げれば、正答率は上がります。
そのときに「できる子はもっと難しいことをやっているよ」などと余計なことを言って奈落の底に落としては意味がありません。
井の中の蛙で良いのです。
6年生だと、そんな悠長なことは言っていられませんが、4・5年生ならば、まず算数を好きになってもらい、そこから勝負という作戦も有効です。
易しくしすぎないことは大切ですが、あくまでも正答率8割以上になるような問題にします。
分からない問題はヒントを言う程度で、「分かった!あとはできる!」となるくらいがちょうど良いです。
そういうレベルの問題を集め、解けたら「良くできたね」と小さめに褒めていくと、算数に対する自信は増していくと思います。
6年生だと時期的にそのような余裕はありませんし、3年生以下だと自信を持ちにくいかもしれません。
4・5年生に最適な方法だと思います。
いまの学習についていくというのが標準的な考え方ですが、いまの学習からペースを落とし「できる」という自信をつける作戦も遠回りのようですが有効です。
特に、お子様が幼い場合は自信をつけていく作戦の方が向いていると思います。
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