得意教科にするには

今回はタイトル通りの内容になります。

あっと驚くような内容ではなく、スタンダードな使い古された内容になります。

新しい秘策や刺激を求めてお読みになりますと、期待外れになるかもしれません。

 

昔話になりますが、私が学生のころ、理系科目は得意でした。

社会や国語も時期によってはできましたが、安定してできていたのは、算数・数学・理科です。

ところが、算数・数学・理科でも苦手分野があります。

 

日本人は真面目なのか何なのかよく分かりませんが、自分の責任にすることが美徳となっているようです。

戦争後の全面降伏は、ドイツやイタリアとくらべると大きく異なると思ってしまいますが、

それと共通するような気がします。

 

学力が低いのは自分の努力不足が原因、真面目に一生懸命やらなかったからとなります。

仮にそうでなかったとしても、それは内に秘め、「努力不足でした」「サボってました」と言うことが多いです。

このブログで、そんな謙っても仕方がないので、正直に書きますが、

算数・数学・理科の苦手分野は、先生の教え方が悪かったからです。

それを堂々と言えるようになったのは、塾講師になって何年かたったあとです。

中学生や高校生の頃に、この先生の授業は出ても無駄とは思えなかったです。

 

苦手科目があると、努力不足、素質と考えがちですが、

まず、担当講師の力量を疑うのが解決の近道です。

塾に相談しても、絶対にこんな回答は返ってきませんが、それを無視するわけにはいきません。

得意科目にするためには、「努力」+「講師の教え方」の和を大きくすることです。

どちらも重視すべきです。

 

塾で働いたときには、そういう過去の経験を反面教師にして、

「あの講師に教わったから算数が苦手」とだけは言われないように、それをモットーとしていました。

塾のような組織で働いていると、明らかに力量不足の講師を目にします。

精鋭を集めたプロ(※1)講師集団というのは、余程の小規模塾でないと無理でしょう(※2)。

※1:プロとは教える力量のあるという意味で使っています。

※2:宣伝文句として軽々しく、プロ講師集団とかカリスマ集団とかエキスパート集団という言葉を使う塾もありますが。

 

明らかに力量不足の講師に教わっている生徒さんは

  1. 力量不足の講師でもグングン力をつけていく
  2. 力量不足の講師に教わり、低迷してしまう
  3. 表面上は「分かりにくい」と言わずに、黙って退塾していく

いずれかです。

組織とはこういうものと割り切るしかありませんが、1以外は残念でなりません。

 

でも、いまは塾講師ではないので、組織だから仕方がないとは考えません。

  • 算数が苦手科目
  • 良い講師に教わっていない

こういう生徒さんを放っておけません。

このような相談を受けたのならば

「では、分かりやすい授業を受けてください」と言います。

 

スカイプ指導を勧めるわけではありません。

1対1なので、限界があります。

 

流行りの動画授業ではありません。

何回か書いたことがありますが、動画授業は中学受験には向いていません。

 

最終的には自分がしっかりやらなければいけないということが分かっている大学受験生ならば

動画授業を一部利用するのもありだと思います。

 

しかし中学受験は、ライブ感のある緊張感のある授業でないと効果がありません。

ダラダラ動画授業を見て、なんとなく分かった気になって、淡々と進んでいく。

まったく力になっていない可能性が高いです。

大学受験生は、そういう勉強は効果がないと分かっているので、

それを踏まえていいとこ取りする感覚で動画授業を利用できますが、

中学受験の小学生は、動画授業が力にならないことが分からないので、それに頼ってしまうかもしれません。

 

1ヶ月間、英会話のテレビを見るのと、

1ヶ月間、アメリカに単身で乗り込んで英語漬けの日々を過ごすかの違いと近いかもしれません。

もちろん、動画授業は英会話のテレビで、普通の集団授業はホームステイです。

 

では何を勧めるかといいますと、対話式算数です。

正しくは授業ではなく、対話型の書物です。

ライブ感、緊張感はありませんが、書物を読むという能動的行為が、緊張感と同等の身につく要素になります。

 

私自身が塾講師時代に行っていた授業が完璧だったとは思いませんが、

現在も毎年のように改訂をくり返して、分かりやすさに拘って作っている教材です。

自信を持ってお薦めします。

 

得意科目にするためには、努力も必要ですが、良い講師に教わることも大切です。

いま、「良い講師に教わっている」と言える人はそれで良いですが、

そうでない場合は、良い講師を探すことにも力を入れるべきです。

 

良い講師を探そうと思っている方は、良い会話型の教材をぜひお試しください。

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