夏休みを大成功にする作戦

今回のブログは、主に夏期講習に行かない人向けです。

本来、対話式算数は通塾しない人向けの教材で、

塾に行かなくても難関中に対応できるという触れ込みで販売しています。

大人の事情というか、様々な事情で通塾者向けのブログを書くことが多いですが、

今回は原点に戻って自学自習生用です。

 

通塾生にまったく関係がないということでもありませんので、

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にほんブログ村は5月末頃は45位くらいに低迷していましたが、

6月中旬からブログ更新の頻度を上げまして、現在は13位か14位にいます。

上半期終了という区切りの良い時期ということもあり、

ひさしぶりのベスト10を目指していますので、お力をお貸し願います。

 

まず、私が塾講師になりたての頃は、夏は天王山と呼んでいた時代ですが、

そのときは夏は算数中心というのがセオリーだったという記憶があります。

そして、10月頃になって暗記科目を詰めて、直前期は総復習というスタイルが理想とされていました。

 

社会の時事問題を冬休みあたりから学習するのは、その名残のような気がします。

ところで国語は?

と思われた方もいると思いますが、国語を軽視している人が多かったような気がします。

意識の高いご家庭は、当時も国語専門塾に行かせていました。

 

では現在はというと、各塾によってかなり異なります。

実績の出ている塾が正解で、そうでない塾が不正解ということでもありません。

個々の状況次第です。

ですので、今回のブログで提案する作戦もあくまでも1つの方法で絶対というものではありません。

 

ではいよいよ本題に入ります。

算数講師らしく、逆算で考えていきます。

 

6年生の12月と1月は、自信を持たせるように、

「新しい問題はやらないでいままでの復習」というやさしい講師もいますが、

私は、冬は難問で鍛えることをベストと考えています。

スポーツならば試合前は軽く調整が正しいと思いますが、

勉強にそれが当てはまるとは思えません。

 

入試が近づくにつれ論理的な思考力がついていきますので、

いままで理解できなかった問題が理解できたり、

いままで解けなかった難問が自力で解ける可能性があります。

 

その時期に算数の問題を十分考える時間を取ることがベースです。

「6年生の秋は時間がもったいないから○分考えて解けなければ解説を見る」なんていうのは

「難問を放棄しよう」といっているようなものです。

 

そのためには、他の科目はある程度完成していないといけません。

 

算数の読解力には、国語力が必要という人もいますが、

私はそうはまったく思っていません。

算数は心情や意見の読み取りがありませんので。

しかし、理科や社会の長文問題は、体力不足で読み飛ばして雑に解いてしまうということはあります。

 

そのため、夏は国語の長文を最重要課題とし、そこで読む体力もつけてしまうことをお勧めします。

国語は解き終わったあとの、どうしてこの答えにしたのか、どうしてこれではダメなのか

という分析が特に大切です。

 

選択肢の問題ほどそういうことがしやすいはずですが、

当て勘のように解いて、正解になっているとスルーしてしまう生徒さんが多いような気がします。

正解か不正解かではなく納得度の問題です。

そういう丁寧な学習は、受験が近づいてくるにつれ難しくなります。

「8月に国語の読解」というのが上手くはまると思っています。

理科や社会の知識を固めていくのも夏からスタートが良いと思います。

 

理科は夏は化学に力を入れるのが効率が良いと思います。

化学は時間対効果が最も優れていますので、そこで固まれば、秋から模擬試験でもそれなりの得点力で安定します。

秋から冬にかけて、地学→生物&物理という流れが良いと思います。

 

社会は受け売りですが、まず歴史を固めると良いようです。

 

そして算数なのですが、夏から過去問を始めることをお勧めします。

得点は度外視で、いまどれくらい解けるか

どの単元は通用して、どの単元は通用しないか

こういったことを把握し、秋からの学習姿勢を定めていくと良いと思います。

 

志望校はもちろん複数あると思いますが、質の高い問題から解くと良いと思います。

よく、塾では、まず第3志望校を○年分、それが終わったら第2志望校を○年分、そしていよいよ第1志望校を!

という指示がありますが、私はそれは意味が分かりません。

私が保護者ならば、どういう効果を期待してそういう指示をしているのか聞いてみたいものです。

仮に、男子で早大学院中、女子で渋渋が第3志望校だとしても、

そこから解き始めるなんてクレイジーとしか言いようがありません。

 

学習効果を高めるためには、良質な問題を出す学校の問題から解くのが効率が良いと思います。

レベル的なものもありますが、

芝、サレジオ、本郷、早稲田、市川、洗足、鷗友、白百合あたりから解くことで、算数力全般も磨かれます。

 

解けない問題が多いとつまらないので、後半がなかなか解けないのなら、前半だけ取り組んでも良いです。

これからの指針としての意味合いが強いので、ここで自信をなくしては元も子もありません。

 

分からない問題は解説をしっかり見てもあまり効果がないと思います。

サラッと見て、間違った箇所が分かったら、解き直しをして、

その程度では分からない場合は先送りでいいでしょう。

焦るとか拘る必要はありません。

数ヶ月後に解き直して、解ければ成長を感じ自信がつきますので、潔く先送りというのも立派な作戦です。

 

過去問で弱点が見えてきましたら、8月下旬頃から新たな課題に取り組めますと、

スムーズな流れになると思います。

 

以上になります。

繰り返しになりますが、作戦は1つではありません。

これじゃなければダメとは言えませんが、

受験までの7ヶ月をどういうプランで戦っていくかを考えて夏の作戦を決めると良いと思います。

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