受験算数OSは、教材を読むだけでなく、AI家庭教師と組み合わせて学習できるように設計しています。
ここで使うAI家庭教師が、GoogleのNotebookLMです。
NotebookLMは、Googleが提供しているAIツールで、アップロードされた資料や共有された資料の内容をもとに、質問に答えたり、内容を整理したりできるサービスです。
Google公式サイトでも、NotebookLMは資料を分析し、複雑な内容をわかりやすく整理するためのAIツールとして紹介されています。
受験算数OSでは、このNotebookLMに教材内容を読み込ませることで、家庭学習の中で、
「わからないところを確認する」
「考え方のヒントをもらう」
「解説の流れをもう一度説明してもらう」
といった使い方ができるようにしています。
NotebookLMとは?
NotebookLMは、資料をもとに答えてくれるAIです。
一般的なAIチャットでは、インターネット上の知識やAI自身の判断をもとに答えることが多くなります。
一方、NotebookLMは、指定された資料をもとに考えることができます。
そのため、受験算数OSの教材を読み込ませておけば、その教材の内容に沿って質問することができます。
たとえば、
「この問題は何から考えればいい?」
「解説のこの部分がわからない」
「なぜ、この表を書くの?」
「次に何を求めればいい?」
というように、教材の内容をもとに、学習を進めるためのサポートとして使うことができます。
受験算数OSでは、NotebookLMを「答えを教えてもらう道具」としてではなく、考え方を確認するためのAI家庭教師として使うことをおすすめしています。
なぜ受験算数OSとNotebookLMは相性が良いのか
受験算数OSは、ただ答えまでの式を並べる教材ではありません。
問題を見たときに、
何に注目するのか。
何を書くのか。
どう整理するのか。
次に何を求めるのか。
なぜ、それを求めるのか。
この流れを大切にしています。
つまり、受験算数OSは、解説の中に「考え方の道筋」が入っている教材です。
NotebookLMは、資料をもとに質問に答えるAIなので、教材の中に考え方の流れがしっかり書かれているほど、学習サポートとして使いやすくなります。
受験算数OSの解説は、AIに読み込ませることも意識して作っています。
そのため、NotebookLMに質問するときも、ただ答えだけを確認するのではなく、
「どこに注目すればよいか」
「なぜ、その数字を書くのか」
「どういう順番で考えればよいか」
を確認しやすくなっています。
AIに答えを聞くのではなく、考え方を聞く
AIを使うと、すぐに答えを聞きたくなるかもしれません。
もちろん、答えを確認すること自体が悪いわけではありません。
しかし、受験算数OSで大切にしているのは、答えだけを知ることではありません。
大切なのは、次に似た問題を見たときに、自分で考え始められるようになることです。
そのため、NotebookLMを使うときは、
「答えを教えて」
ではなく、
「何から考えればいい?」
「どこに注目すればいい?」
「次に何を求めればいい?」
「この表は何のために書くの?」
「この数字はどこから出てきたの?」
のように聞くことをおすすめします。
AIを答え合わせの道具としてだけ使うのではなく、考え方を確認する道具として使う。
これが、受験算数OSとNotebookLMを組み合わせるときの基本方針です。
「うちの子が、こんなふうにAIへ質問できるだろうか」と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、これは慣れで変わっていきます。
最初から上手に質問できる必要はありません。
はじめは、こちらで用意した質問例をまねするだけでも大丈夫です。
AIを使った学習は、子どもにとって楽しいものです。
慣れてくると、好奇心をもって、
「ここをもう少し聞いてみよう」
「別の聞き方をしてみよう」
と、自分から質問を工夫するようになっていきます。
むしろ気をつけたいのは、質問できないことよりも、夢中になりすぎることです。
AIとのやりとりは楽しいので、時間を決めずに使うと、いつまでも続けてしまうことがあります。
そのため、NotebookLMを使うときは、
「15分だけAIに質問する」
「3つ質問したら終わりにする」
「説明を読んだら、もう一度自分で解いて終わる」
というように、時間や区切りを決めて使うことをおすすめします。
AIを上手に使うために大切なのは、最初から完璧な質問をすることではありません。
少しずつ慣れながら、考え方を確認する道具として使えるようにしていくことです。
悪い聞き方・良い聞き方
NotebookLMは便利な道具ですが、聞き方によって学習効果が大きく変わります。
あまりおすすめしない聞き方
「この問題の答えを教えて」
「解き方を全部教えて」
「この問題を解いて」
「なぜ間違えたの?」
このような聞き方をすると、AIが最初から最後まで説明してしまい、子どもが自分で考える時間が少なくなりやすいです。
答えはわかった。
でも、次に自分で解けるかはわからない。
そういう学習になってしまう可能性があります。
おすすめの聞き方
「この問題は、まず何に注目すればいい?」
「最初に何を書けばいい?」
「ここまで考えたけど、次は何を求めればいい?」
「この表のどこを見ればいい?」
「この数字は何を表しているの?」
「なぜ、ここで比を使うの?」
「この解き方のポイントを短くまとめて」
「似た問題で気をつけることを教えて」
このような聞き方をすると、AIをヒント役として使いやすくなります。
受験算数OSでは、問題を見たときに「何から始めるか」を大切にしています。
NotebookLMにも、いきなり答えを聞くのではなく、最初の一歩、次の一手、考え方の確認を聞いていくと効果的です。
学習中の使い方
受験算数OSでは、次のような流れでNotebookLMを使うことをおすすめします。
1. まずは自分で考える
最初からAIに聞くのではなく、まずは問題文を読み、自分で考えてみます。
わからなくてもかまいません。
「どこで止まったのか」がわかることも大切です。
2. 解説を読む
次に、教材の解説を読みます。
受験算数OSの解説では、解き方のポイントや流れを示しています。
まずは教材の説明を読んで、どこまで理解できるかを確認します。
3. わからない部分をNotebookLMに聞く
解説を読んでもわからない部分があれば、NotebookLMに聞きます。
このとき、
「全部わからない」
ではなく、
「この部分がわからない」
「この数字の意味がわからない」
「なぜ次にこれを求めるのかわからない」
のように聞くと、より使いやすくなります。
4. もう一度、自分で解いてみる
AIの説明を読んだら、もう一度、自分で解いてみます。
ここが大切です。
AIの説明を読んで「わかった」と思っても、自分で手を動かして解けるとは限りません。
受験算数OSでは、理解したあとに、もう一度自分で書いてみることを大切にしています。
5. それでも不安ならLINEで質問する
NotebookLMに聞いても不安が残る場合は、LINEで質問してください。
AIだけで完結させる必要はありません。
教材、AI、LINE質問を組み合わせて、学習が止まらないようにしていきます。
保護者はどう使えばよいか
NotebookLMは、子どもだけで使うものではありません。
保護者の方にも、ぜひ使っていただきたいツールです。
保護者が受験算数をすべて教える必要はありません。
ただし、子どもがどこで止まっているのか、何に困っているのかを把握することは大切です。
NotebookLMを使うと、保護者も次のような確認がしやすくなります。
「このテーマでは何を身につければいい?」
「この問題のポイントを保護者向けに説明して」
「子どもがこの問題でつまずくとしたら、どこ?」
「この単元の復習ポイントをまとめて」
「練習問題で間違えたとき、何を確認すればいい?」
保護者が解き方を教え込む必要はありません。
むしろ、保護者の役割は、
学習ペースを整えること。
わからないところを質問につなげること。
学習が止まらないようにすること。
この3つです。
NotebookLMは、そのための確認ツールとしても使えます。
AIを使うときに気をつけたいこと
AIは便利ですが、万能ではありません。
- ときには、説明が長すぎることもあります
- 子どもに合わない言い方をすることもあります
- 質問の仕方によっては、答えを先に出しすぎることもあります
そのため、NotebookLMを使うときは、次のように考えてください。
AIは、先生の代わりにすべてを判断するものではありません。
AIは、教材の内容をもとに、学習を助けるための道具です。
- わからないところを確認する
- 次の一手を聞く
- 解説の意味を言い換えてもらう
- 保護者が学習状況を把握する
このように使うことで、家庭学習の質を高めることができます。
受験算数OSは、AIと一緒に使うことを前提にした教材です
受験算数OSは、紙面だけで完結する教材ではありません。
教材の解説を読み、手を動かして考え、わからないところはNotebookLMで確認し、それでも不安があればLINEで質問する。
この流れで、家庭学習を進められるように設計しています。
大切なのは、AIに答えを出してもらうことではありません。
AIを使いながら、自分で考えられるようになることです。
「何から始めればいいか」
「何を書けばいいか」
「次に何を求めればいいか」
この感覚を身につけることが、受験算数OSの学習の中心です。
NotebookLMは、その学習を支える心強い道具になります。
受験算数OSとNotebookLMを組み合わせて、家庭学習でも、考え方からしっかり積み上げていきましょう。
リンク
受験算数OSの教材内容・カリキュラム・価格については、こちらをご覧ください。
実際の学習の進め方については、こちらで説明しています。