- 2024年6月5日
通塾なしの小学4年生の学習について10箇条
1.4年生の通塾の有無と難関中合格は関係がありません
難関中を目指すならば、通塾はしなくても大手塾と同じ進度で学習した方が良いです。
難関中を目指さないならば、半分くらいのスピードで良いです。
2.学力の高いお子様には先取り学習が効果的です
5年生では抽象的な「割合と比」が登場しますが、それが身につくなら、先取り学習が可能です。
やるならば、上の学年の上位層と同じ学習をしましょう。
3.暗算力を鍛えましょう
4年生でも分数や小数や四則演算の訓練よりも、暗算の強化の方が効果的です。
4.場合の数を鍛えた方が良いです
通塾しない最大のメリットは場合の数に力を入れられることです。
小4場合の数「書き出し」から始め、小4長期「場合の数」まで進めることを強くお勧めします。
5.テストなしの大きなメリットを生かしましょう
通塾するとテストの頻度が多くなりますが、テストは学習の質を下げる危険性があります。
テストなしの利点を生かし、解き方を覚えることを避けて、しっかり理解し、良い解き方を心がけましょう。
6.メイン教材は小4対話式算数をお勧めします
通塾なしで、大手塾と同等に進めていくためには、対話式算数の一択だと思っています。
7.小4対話式算数が難しい場合は、対話式算数・基礎編をお勧めします
難しいと感じるのはイメージができていないからです。
小4対話式算数が難しい場合は、書き出しなど作業重視でイメージを高める対話式算数・基礎編をお勧めします。
8.図形もやっておくと効果があります
図形は練習量に比例して力がつく分野です。
4年生の間にできるだけたくさん取り組みましょう。
良問揃いの小4長期「図形」をお勧めします。
9.難関中を目指すならば、リンク式算数も強くお勧めします
難問を解くときは、一発で解き方が分かることは珍しく、いま求められるものを順々に考えて求めていきます。
その求められるものを求める力を養う教材がリンク式算数です。
10.解き方を忘れることを気にせずに、良い解き方をしているかを重視しましょう
保護者様の声で「忘れないように反復する」というものがありますが、それは暗記の算数を反復でカバーするということからきていると思います。
忘れることは大した問題ではなく、いま学習している問題を良い解き方で取り組んでいるかが重要です。