上位クラスの下位が危険!?

夏休みに入りました。

7月も今日で最終日です。

受験生は最後の夏ということで、とても重要な時期で、心身ともにいろいろと大変だと思いますが、

教える方も生活のリズムが変わり、なかなかリズムに乗れません。

 

私もその状態に近いということで、今回のブログはライト仕様です。

この夏の間はライト仕様が多くなるような気がします。

 

スカイプ指導では、様々な学力の生徒さんを教えています。

最難関校に順当に受かりそうな生徒さんは教える機会はいまのところありませんが、

塾講師よりはバラエティに富んだ生徒さんを教えています。

 

ところで、インターエデュで「最難関校に行ってます」と書く保護者の進学校が

どうして「最」をつけているのか疑問な学校が多いです。

最難関校は、首都圏では筑駒と桜蔭以外はないと思うのですが、10校くらいあるようです。

マスコミが大袈裟に書いて惹きつけようとする手法を一般の保護者も使うというのは、

インターエデュならではの世界だと思います。

 

塾講師が上位クラスと下位クラスを教える場合、考え方がまったく異なります。

どちらが楽しいとかそういう問題ではありません。

向き不向きがあるとは思いますが、それについては今回は触れません。

 

下位クラスを教える場合は、兎に角ていねいに且つシンプルに教えます。

軽く、「理由」、「見抜き方」、「判断の仕方」を伝え、解き方をシンプルに伝えます。

 

上位クラスを教える場合は、回りくどく説明すると嫌がられるので、可能な限り省きます。

省いても生徒さんの力量で構築してくれます。

少々乱暴な言い方をしますと、

扱う問題が良問で、解き方が良ければ、リズミカルに説明していれば良い授業となります。

雑な説明でもあまり問題がありません。

板書で解き方を確立させることは上位クラス、下位クラス関係がありません。

 

上位クラスばかり担当している講師だと、下位クラスを教えるときは、

切り替えないといけませんが、その切り替えはそれほど難しくありません。

下位クラスの子達の気持ちが分からないからと不安がられる恐れがありますが、そんなことはありません。

短気な講師はダメかもしれません。

 

下位クラスばかり担当している講師は、上位クラスを教えることができません。

省くことが簡単ではないからです。

難しい問題の解き方が上手くないといけないからです。

解けることは解けるけど、上手く説明することはできないということはよくあります。

 

ここまで、講師論のようなブログになっていますが、本題は違います。

 

タイトル通り、上位クラスにいる生徒さんが、クラス内では下位という場合です。

ここまでの内容をご理解くだされば分かると思いますが、

上位クラスを教える講師は、説明を省きます。

言わなくても分かってくれるからという理由だと思いますが、段々無意識に省いてしまいます。

 

講師「全体を決めます。48ですね。」

上位クラス「はい」

下位クラス「全体を決めればいいんですね。ところで48って何ですか?」

こういうことが日常的に起こりますので、講師の意識も段々変わってしまいます。

 

上位クラスでは必要以上には説明しませんし、リズミカルなので、

少し躓いてしまった場合、自己解決できるセンスが必要です。

 

そのセンスが備わっていない場合は、少しでも隙があったり、躓いたときに挽回する手段がないと厳しいです。

他教科ならば、それほど省かないような気がしますが、

算数はかなり省くので、説明無しでもなんとなく解決できるセンスが重要になります。

 

なんとか食らいついていけば、いつかは克服できるとは限りません。

新たな戦略を立てる必要があると思います。

上位クラスこそ危険がはらんでいるという認識が正しいと思います。

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