小4対話式算数

1.大手塾と同等のカリキュラムで、授業のような対話式の展開で進む教材です。
2.書物で学習すると、理解しないうちに進んでしまうことがありません。
3.対話式の解説は、解き方を覚える勉強になりにくいです。
4.対話式算数は、算数論の話題が多いので、良い解き方になります。
5.集団塾ではありませんので、先取り学習もできますし、中堅校狙いならば、5年生スタートでも大丈夫です。
6.塾に行くよりも成績が上がります。
1.大手塾と同等のカリキュラムで、授業のような対話式の展開で進む教材です
小4対話式算数48話と小5対話式算数54話で、全102話あります。
この全102話で扱う内容は、大手進学塾の小4と小5のテキストの内容と同じで(難度は単元によって上だったり下だったりします)、中学入試に必要な全分野を網羅しています。
その後、難関中(四谷大塚偏差値60以上)合格を目指す子は小6対話式算数に進みます。
カリキュラムの最大の特徴は、小4対話式算数は、同分野が4話続くことです(小5対話式算数は同分野が3話続きます)。
学習しやすく、管理しやすくなるので復習もしやすくなるというメリットがあります。
各単元、導入から、1人の先生と2人の生徒(クマ)の会話で進み、約10問の例題を様々な流れで説明していきます。
大手塾と難度は大きくは変わりませんが、導入を対話式にすることにより、理解度がまるで異なります。
凄い内容の学習ではなく、普通の大手塾の学習内容を、しっかり身につけていく教材です。
2.書物で学習すると、理解しないうちに進んでしまうことがありません
進学塾の最大の欠点は、授業で、理解不十分のまま説明が進んでしまうことです。
相当なバックボーンがない限り、理解できない箇所が出てきます。
立ち止まってゆっくり考えれば理解できますが、その時間が取れずに先に進まれてしまいます。
このデメリットを排除するだけで、受験勉強は上手くスムーズに進めることができます。
書物の学習は、この授業のデメリットがありません。
理解できないところは確実に立ち止まって、自力でゆっくり考えたり、教わったりするという姿勢さえあれば、学力は高まっていきます。
3.対話式の解説は、解き方を覚える勉強になりにくいです
解き方を教わって、類題演習をすれば、その場では正解にでき、直近の確認テストで高得点を取れます。
そういう学習で良いと思われるのであれば、それで良いと思いますが、その学習は長い目で見て不安という方に対話式算数での学習をお勧めします。
四谷大塚の予習シリーズの例題を見ていただくと伝わりやすいと思いますが、どんな図をかけばいいか、どのような計算式を立てればいいかという、マニュアル本のような、解き方を覚える感覚になります。
仮に、もっと詳しく書いて、解き方を覚える感覚にならないような解説にしますと、とても読みにくくなり、逆効果といいますか、理解もできず解法も身につかない解説になってしまいます。
「解き方は覚えるものでしょ?」と思われる方も多いと思いますが、「これを求めるためには何をすれば良いか」「どうしてそれで求められるのか」ということが理解できていれば良いのですが、そのような理解なしに解き方を覚えることが良くないということです。
市販の教材で、図や式が一等地にあり、その周りに注釈のような形で理由などを載せているものがありますが、その分野を初めて学習する子にとっては、一等地にある図や式を覚える感覚になってしまうと思います。
対話式の教材だと、理由の説明と、解き方の提示のバランスが良くなり、上手く吸収できます。
インターネットの中学受験サイトや、大手塾の教材や、市販の教材でも、ときどき対話式の解説を見ることがあると思いますが、それを見て、分かりやすいと思われる方は、対話式の教材が向いていると思います。
4.対話式算数は、算数論の話題が多いので、良い解き方になります
対話式算数は解き方にものすごく拘っています。
一言で申しますと、汎用性のある解法です。
汎用性のある解法を身につけて、それをいろいろな問題に活用していく方針です。
「子どもでも書きやすい」「書いてから考えやすい」
こういった書き方ができる解法を採用しています。
いろいろな別解を知って使いこなすのは、かなりあとからで良いと思っています。
しかし、説明にその解き方を載せるだけでは、子どもは吸収できないと思います。
教材の解説を見るだけで、それを吸収して、活用できるくらい使いこなせる子はとても優秀な子です。
対話式算数は、2人の生徒(白くまと茶くま)と先生の3人の会話で進めていく教材ですが、会話になることで、解法の仕組みがとてもよく分かるようになっています。
茶くま君がちょっと考え方が浅くて上手く思考できていないときに、白くま君が「それはちょっと違うと思うよ」とつっこみを入れ、茶くま君がすぐに気づいたり、先生のアドバイスでしっかり考え直して気づいたり、先生が説明したりして、解決します。
その会話の流れで、解法の仕組みを重要視し、納得していくことになります。
また、茶くま君は「どうしてこれじゃダメなんですか?」と疑問を口にすることが多く、白くま君も深いレベルの疑問を感じることがあり、そこから算数論につながって行きます。
白くま君と茶くま君と先生による対話式の教材により、解法の仕組みが理解でき、算数論に触れて理解していくことになります。
その結果、理解が深まり良い解き方を身につけられます。
5.集団塾ではありませんので、先取り学習もできますし、中堅校狙いならば、5年生スタートでも大丈夫です
書物の教材で、確認テスト(練習問題)はいつ取り組んでもいいですので、カリキュラム表で学習する日付は載せていますが、あくまでも参考例です。
毎週1話と固定しなくても良いですし、カリキュラムの順番を変えても良いです。
重要単元に時間をかけることもできます。
小4対話式算数の第1話は新4年生3月1日開始となっていますが、先取り学習で3年生でスタート、やや遅らせて、4年生の夏からスタート、5年生からスタートなど個々の目標や状況によって自由に決められます。
常々思っていることですが、中堅校狙いならば、小学4年生から受験勉強を始める必要はありません。
4年生のときは、受験勉強のカリキュラムはスタートせずに、計算練習(暗算)と、作業力向上を目指した対話式算数・基礎を学習する程度で十分です。
新5年生春から受験勉強開始で十分間に合います。
LINEでご相談をいただけましたら、真摯にアドバイスいたします。
6.塾に行くよりも成績が上がります
小4や小5の対話式算数に取り組み、小学5年生から入塾のご家庭から「成績上位で入塾できました」という声をたくさんいただいております。
また、新6年生の子の家庭教師を始めたとき、他のどの教材よりも対話式算数を使って学習してきた子の方ができます。
解き方が良いからですが、解き方と学力は大きな相関関係があります。
そういう経験を毎年のようにしていますので、自信を持って対話式算数をお薦めします。
解き方は学力向上にとても重要ですが、それ以上に、人の話を聞くよりも、書物で身につけると、深く理解できるから学力が上がります。
表面上の知識であれば、書物でなくてもいいですが、算数のような深く理解しなければならない科目は、書物が、断然、優位です。
読むだけでも理解できるので学力は高まっていきますが、自力で問題を正解にでき、テストで点数が取れるという状況にもっていくためには、ある程度、問題を解く必要があります。
附属しています練習問題は、とてもシンプルな問題で、その単元の代表的な問題になります。
練習問題と、附属の演習教材で、十分な演習量となります。
練習問題の解説は、見て理解するというだけでなく、書き方を真似して、解く形をつくって欲しいという書き方にしています。
「こういう書き方をすればいいのか」と真似をすることを強くお勧めしています。
解き方が良い理由は、本編に算数論がしっかり書いてあることと、解説の書き方を真似するからだと思います。
教材の詳細
- 第1~48話の全48話です。
- 毎話、本編・練習問題・解説の3点セットです。
- 本編だけでA4で20~30枚の分量で、8000~12000文字です。
※分量がかなり多いように思うと思いますが、対話式でもありますし、図や表が多くカラーを使い、見やすくしているため、文字だけの本を読むのとはまるで違いますので、ご安心願います。
- 毎話、本編は5テーマで編成されていて、1テーマにつき例題が1~3問ありますので、全体で例題は約10問あります。
- 1テーマにつき練習問題が3問あり、1話で5テーマ15問あります。
- 練習問題は、そのテーマの中で最もシンプルな代表的な問題を載せています。
- 解説は詳しさよりも、解き方を真似して欲しい見本的な書き方をしています。
教材の使い方
- 1週間で1話ずつ学習することをスタンダードとしていますが、ペースをもっと速めて進めても、ゆっくり進めても良いです。
- 全48話ありますので、スタンダードな利用方法で48週間で完成できます。
- 本編は印刷して簡易的に製本しても良いですし、タブレットやパソコンに映して読んでも良いですが、練習問題は紙に印刷して取り組みましょう。
- 本編5テーマを丁寧に読んでいくと、1時間くらいかかります。
- 小4対話式算数の学習を始めるとき、受験勉強に慣れていないと思いますので、保護者様といっしょに本編を読むことを推奨します。
- 本編に、重要ポイントや間違いやすいポイントを具体的に記述していますので、それを隣から確認しながら進めていきますと、お子様の吸収力は上がります。
- 保護者様が先生、お子様がクマの箇所を読んで、上手く進んでいるという声を多数いただいております。
- 保護者様も、中学受験の算数の学力の高め方が分かり、お子様がどこで躓いているか、どうすれば解決できるかが把握でき、お子様のフォローをしやすくなります。
- 毎話5テーマありますので、テーマごとに区切って取り組んでもいいです(例:1日目「テーマ1・2」、2日目「テーマ3・4」、3日目「テーマ5」など)
- 1週間で本編を2回、1か月の間に本編を4回、半年の間に本編を6回読むサイクルをつくることを推奨しています。
- 本編を読み終わりましたら練習問題に移りますが、5テーマすべて本編を読んでから練習問題に移るのは少々ハードですので、2~3テーマやるごとに練習問題を取り組むと良いと思います。
- 難易度(A~E)や重要度や講評は概要ブログに記載していますので、テーマをどこでくぎるか、練習問題の何を飛ばすかは判断しやすいと思います。
- 練習問題はCまでしっかり取り組めば、サピックス偏差値60以上の難関中が射程圏内となります。
- 練習問題が終わったら「今週は終了!」ではもったいなく、その後、本編を読むことが、視野を広げ、奥深く理解する鍵を握ります。
- 問題を解いて、だいたいその単元が分かったという状態から、改めて本編を読みますと、最初は気づかなかったこと、伝わらなかったことが分かります。
- 小4対話式算数と続編の小5対話式算数を合わせますと、練習問題は全1530題になりますが、それぞれの単元の代表的なシンプルな問題ばかりですので、反復すると効果があります。
- 学習する難度を「Bだけ」とか「BとCだけ」などと工夫して、時間対効果を上げましょう。
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ターゲットとした難度の中の重要度「ゼ」は必ずできるようにするという姿勢があれば、大手塾の模試の偏差値も期待できます。
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難易度別で、重要度「ゼ」だけピックアップしたオリジナル問題集をつくるのも効果的です。
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分からない問題、分からないこと、作戦的なことはLINEでお気軽にお問い合わせができます。
- カードなどにして、常にランダムに反復して解くと効果が大きいです。
その他の対話式算数で学習するメリット
対話式算数はイメージできることを重視しています
対話式算数は、図や表が多いですが、ただ多いだけではありません。
塾の授業では、講師がどういう順番で書いていくのか見ることができますが、書物はそこに欠点があり、完成形の図や表だけ載せてしまうと、筋道が分かりにくくなります。
その欠点を解消するため、例えば、規則性の表の場合、いきなり完成形を書くのではなく、まず「1段目だけ」、次に「1段目と2段目だけ」、そして「完成形」というように3つに分けたりしています。
イメージできるように、筋道が分かるように、図や表をポイントごとに分けることで、図や表が多くなっています。
また、計算を使えば省略できるものでも、計算と表がリンクすることを目的として、省かずにしっかり書いていることも多いです。
活字を読んで理解できるタイプと相性が良い
授業を聞いて理解することはあまり得意ではないけど、書物なら理解しやすいという子は、実はとても多いです。
書物の教材なので、そういう子にピッタリです。
楽しい教材で勉強ができる
これはよく言われます。
楽しくなければプラスアルファの効果が出ませんので、とても嬉しく思っています。
ご相談やご質問ができる
驚異のコスパのサービスだと思いますが、LINEで対話式算数の学習の仕方、進め方のご相談や、分からない問題のご質問ができます。
お子様の書いた答案用紙などを送ってくださいましたら、良い点、悪い点、改善点などアドバイス差し上げます。
立ち位置が分かる
練習問題1問ごとに難易度の記号をつけていますので、どの難易度まで解いているか、解けているかで、だいたいの学力がつかめます。
塾のテストの偏差値はインパクトが強いですが、様々な難度の問題が出て、ミスの有無で偏差値が上下します。
実は、対話式算数の練習問題の状況で判断した方が、正しい実力の把握ができます。
保護者が教えやすい
よく、親が中学受験をしていないし文系だけど、この教材なら、事前に予習をしないで、子どもと一緒に読んでいって、ヒントを言うことができるから楽と言われます。
私は理系なので、あまりそういう視点はありませんでしたが、これだけでも価値があるのかなと思っています。
対話式算数で学習するデメリット
学習ペースを守れない
これはデメリットに聞こえますが、よくあることで、通塾している場合に当てはめてみると、カリキュラムは進んでいるけど、消化できていないのと同じことです。
どっちもどっちという感じだと思います。
家庭学習だからペースを守れない姿を目の当たりにしてしまうということです。
できる限り状況に合わせたアドバイスを差し上げますので、お気軽にご相談ください。
ライバルがいないとやりにくい
これはお子様の性格次第ではデメリットになります。
ライバルがいることで張り切る環境がいいのか、1つ1つしっかり理解して進めていく環境がいいのかの選択になります。
デメリットはこれくらいだと思いますが、他に「こういうメリットがある」「こういうデメリットがある」というものがありましたら、教えてください。
通塾生で、塾の解き方と対話式算数の解き方が異なる
これはデメリットに見えますが、メリットにもなります。
問題が難しくなるほど、作問者の想定している解き方で解かないと、解き切るのは難しいです。
そのためには解法パターンをいくつか使いこなせる必要があります。
サピックスで働いているころ、社長に、複数の力のある講師に教わるメリットの大きさを懇々と教わりました。
複数の解法を教わるのは、無駄のようにも見えますが、応用問題や初見の問題に強くなるのに必要な道です。
応用問題は解けなくて良いから、混乱しないように1つの解き方で統一したいという場合は、対話式算数の解き方と、塾の解き方でやりやすい方が良いと思います。
塾生は塾の解き方が良いということはありません。
※仮にそうならば、転塾のリスクが大きくなりすぎますが、実際は、転塾しても解法の違いが原因で学力は下がることはありません。
塾はクラス替えがあったり、配付されている解説と講師の解き方が異なっていたりするので、客観的に考えても、対話式算数は全単元、1人の人間が解説を書いていますので、対話式算数の解き方で進めていった方が、混乱がないようにさえ思います。
ご利用になるには
小4対話式算数をご利用になる場合は、以下のいずれかになります。
- 年間一括購入をする
- 4話ごとの分野別購入をする
- ご希望の1話のみサンプル(有料)をご利用になれます。
年間一括購入
小4対話式算数全48話(第1~48話)33000円(税込)です。
年間一括購入の場合は無料で演習教材(重要単元で10~25問ご用意し、練習問題に準拠していて良問揃いですが、解説無し)をご利用になれます。
1話で「本編を読む学習時間(60分)」「重要問題を厳選した練習問題15題」「真似をして欲しい解き方を載せた解説」があり、1話あたり625円(税抜)です。
通塾のかわりに自学自習で取り組める教材と考えてくださいますと、お得感があると思います。
4話ごとの分野別購入
似ている4単元(4話)を1分野とし、全48話を12分野に分け、分野ごとの販売です。
各分野4話2750円(税込)です。
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サンプルは有料(330円でご希望の単元1話分限定)で、算数教材塾・探求の教材を購入したことがない方はクレジットカード決済のみで対応いたします。
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