1.場合の数は難関中で差のつく問題としてよく出題されます。
2.場合の数は難問を解いてもメリットばかりです。
3.「平面図形と比」や「速さと比」に力を入れる前に場合の数を仕上げましょう。
1.場合の数は難関中で差のつく問題としてよく出題されます
小学4年生は場合の数が最も重要な単元でしたが、小学5年生も場合の数が大切です。
場合の数は、難関中の入試問題では中盤から後半にかけて、受験生の差のつく問題という位置づけで出題されます。
場合の数が強いことが、難関中学進学の必要条件と言ってもいいくらいです。
2.場合の数は難問を解いてもメリットばかりです
易しい問題ばかり解いていては、実力は上がりませんが、難問を解くとリスクもあります。
難しい問題は解けずに解説を見る機会が増えますが、解説に書いてある解法を覚えていくスタイルになりがちです。
難しくても粘り強く考えていって学力はつきますが、解説を覚えていく勉強では、なかなか学力が上がりません。
習慣が身につくと、算数の多くの単元で解法力が上がります。 その意味では、場合の数は受験算数の基礎と呼んでも良いです。 ここで、大切なことは、場合の数と言っても、4年生向きの問題を4年生らしく解いていかないと、基礎力に繋がらないということです。 塾講師でも考え方が様々で、すぐにテクニックを教えて「楽に答えを出すことが正義」と考えている講師も少なくありません。 テクニックさえ教えれば、かなり高度な難問まで取り組んで正解にできますので、それが正しい学習だと思っていると思いますが、それでは整えて書く習慣には繋がりません。 そして覚える算数になってしまい、どうしてそれで答えが出るのか分からないという質の低い学習になります。 長い目で見ると、やっていたことが無駄という結末になる可能性大です。 4年生向きの問題を4年生らしく解くことを守ることでし、整えて書いて解くという質の高い基礎力になります。
3.「平面図形と比」や「速さと比」に力を入れる前に場合の数を仕上げましょう
受験算数の5年生では、比や割合が登場します。
比と割合の問題をしっかり取り組む必要があり、その後、重要単元の「平面図形と比」を学習することになり、さらに重要単元の「速さと比」を学習することになります。
すべてを5年生の間にマスターする必要はありませんが、「平面図形と比」まではしっかり学習して、得意分野にしたいです。
そうしますと、場合の数は5年生の夏くらいまでに終わらせておきたいです。
4年生から場合の数をしっかり取り組んできましたら、入試レベルの場合の数までかなり解けると思います。
早くも総仕上げの意気込みで、場合の数の難問まで取り組みましょう。
とは言いつつも、テクニックを駆使する問題は6年生で学習した方が効率が良いと思いますので、テクニックよりも、根性で解く難問が5年生のメインテーマとなります。
料金や使用方法
小5長期「場合の数」は毎回10問で、全20回ありますので、全200問です。
5回ごとのセット販売で、5回分400円で、全20回で1600円になります。
ご注文フォームの入力欄にご入力いただき、送信後、ゆうちょ銀行に教材費のお振込をお願いします。
こちらで入金を確認しましたら、教材をPDFファイルで保存しておりますGoogleドライブのアドレスをメールでお伝えいたします。
そのドライブからダウンロードできますので、ご自由に編集や印刷をなさり使いやすい形で取り組んでください。
1回分を解いて、○付けをして、解説を読んでとすると、1時間くらいかかります。
1週間に1回か2週間に1回のペースで5~10か月かかります。
5年生夏までに、あまり場合の数に力を入れてこなかった人は、夏休みに集中して取り組んで、一気に挽回すると良いと思います。
徐々にレベルが上がっていきますので、5回ごとの販売ですので、第11回目からスタートということも可能です。
LINEで質問もできます。
小5長期「場合の数」はある程度テクニックが必要ですので、小5対話式算数第49~51話を学習してから進めるとスムーズに行きます。