小3鍛える算数【書き出し】

1.小学3年生用の書き出し練習の教材です。

2.書き出し練習をたくさんやることで、高学年になったときに、数系分野(場合の数・数の性質・規則性)に強くなります。

3.勉強が丁寧になります。

4.計算式の本質がイメージできます。

 

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1.小学3年生用の書き出し練習の教材です

大手塾の小学3年生は、「パズル系の問題」「計算練習」「中学受験の範囲の易しい単元の問題」などが扱われますが、私は、学習効果が高いものは、計算(暗算)・書き出し・図や表を書くの3つだと考えています。

そして、その中でも最重要の学習は書き出しです。

塾講師時代に毎年のように小3応用クラスを担当しました。

ゆくゆくは開成、桜蔭、栄光、聖光を受験する子たちが中心のクラスです。

学力を高められる授業を行う必要があるので、何を学習すればよいか、しばらく試行錯誤が続きました。

上記のパズルや中学受験の範囲の易しい単元の問題を扱ったこともあります。

数年間の試行錯誤の末、難関中合格に向けた学習として、書き出し練習が最適だと結論づけました。  

 

2.書き出し練習をたくさんやることで、高学年になったときに、数系分野(場合の数・数の性質・規則性)に強くなります

中学受験の難関中では場合の数と数の性質が最も重要単元です。

いっとき、速さや立体図形が主役になっていた時期もありましたが、入試で差がつきやすく、算数のセンス(数学のセンス)を計れる単元として、場合の数、数の性質がいま主役です。

この先もずっとこの2単元が主役の座に居座り続けると思います。

つまり、場合の数、数の性質の力をつけることが、中学受験を上手く進めていくポイントになりますが、両単元ともに、基本は書き出しです。

書き出しが場合の数や数の性質の基礎にあたるといえると思います。

小学3年生で、難関中合格のための重要単元の基礎をみっちりやれば、難関中合格の下地がつくられ、良い方向に進むことになります。

 

3.勉強が丁寧になります

算数が苦手な子の理由の1つに、書き方が雑だからというものがあります。

書き方が雑になると、考え方も雑になります。

雑に書く癖がついてしまうと、何回注意しても、なかなか直りません。

やがて丁寧に書く意識が出てきたとしても、ちょっと注意力散漫になると、その癖が出てしまいます。

算数は2つのものを見くらべて、和を求めたり、差を求めたりすることが多いです。

見くらべられるように書かないと、そのような発想が出てきにくいです。

自分の書いたものを見て、考えたり、見くらべられるくらいの丁寧さが必要です。

書き出し練習は、答えをたくさん書いていく勉強です。

ちょこちょこっとメモ程度のものを書いて答えを出すことはできません。

最初から清書のつもりで書くことになるので、ほとんどの子は丁寧な学習習慣が身につきます。

 

4.計算式の本質がイメージできます

算数のほとんどの問題は計算で求めます。

計算している姿を見ると、何を求めているか分かっているんだろうなと思いがちですが、そうでもありません。

いま、何を求めたの?と聞いたときに、「式の答えです」と言うか、口ごもるかという子が多いです。

つまり、問題に書いてある数字を、なんとなく、「たしたり」「ひいたり」「かけたり」「わったり」して、何かを求めている状態です。

その計算で何を求めるかが鮮明になっていないと、算数を得意にしていくのは難しいです。

例えば、場合の数で、5人から2人を選ぶ方法は、5C2=10通りと覚えている子が多いですが、理解するためには、5×4÷2=10通りと身につけます。

どうして、5と4をかけるのか、5と4をかけた20は何か、どうして20を2で割るのかということが、子どもの言葉できちんと伝えられる力が必要です。

書き出し練習をすると、5×4÷2=10というよりは、4+3+2+1=10の考え方になると思いますが、A~Eの5人だとすると、AB・AC・AD・AEでまず4通り、BC・BD・BEで3通り、CD・CEで2通り、DEで1通りで、4+3+2+1=10通りというように、4と3と2と1をたすというのが、しっかりイメージできます。

そういう練習を重ねて、いざ「これは4から1をたします」と教えられたら、瞬時に納得できるはずです。

書き出したことと、計算式が繋がるからです。

このような、計算式で何を求めているのかを鮮明にイメージする習慣をつけるには、書き出し練習が最適だと思います。

 

教材の詳細

単元別に分かれていますが、各単元、書き出す練習がメインの教材です。

全24回用意しています。

スタンダードな使用例は、1週間に1回分を学習し、24週間で終わらせます。

1回の教材で、書き出しが6問、思考力(チャレンジ問題)が2問で、合計8問です。

※一部、単元の性質により、構成が異なっています。

全24回6000円、前半12回3500円、後半12回3500円です。

ご注文フォームの入力欄にご入力いただき、送信後、ゆうちょ銀行に教材費のお振込をお願いします。

こちらで入金を確認しましたら、教材をPDFファイルで保存しておりますGoogleドライブのアドレスをメールでお伝えいたします。

そのドライブからダウンロードできますので、ご自由に編集や印刷をなさり使いやすい形で取り組んでください。

 

教材の使い方

お子様が問題の意味が分からないときは、解き方ではなく問題の意味を教えてください。

書き出しの問題の場合は、1つくらい見本例とするのは良いです。

できなくても教える必要はございませんし、繰り返す必要もございませんが、数か月後に解き直すと効果はあります。

教わるよりも自力で解くことを重視してください。

公文のように間違えたら何回も再チャレンジする方式で取り組めます。

1回で20~60分くらいかかり、20分で完成させられる子はトップレベルと判断できます。  

 

まとめ

大手塾の小3の授業でも、多少は書き出し練習があると思います。

しかし、算数教材塾・探求の教材ほど書き出し練習をしっかりやるわけではありません。

大手塾も、もちろん、難関中学入試には場合の数と数の性質が最重要単元ということは分かっています。

しかし、その両単元の基礎は何かと考えたときに、場合の数や数の性質は思考系だから、思考系の基礎として、パズル系の問題をたくさん扱おうという考えになっていると思います。

もちろん、パズル系の問題も学習した方が良いですが、パズル系の問題が、場合の数や数の性質の基礎と呼べるものではないと、個人的には思っています。

書き出し練習には、上記の効能がありますので、それを取り入れて、小学3年生の学習を充実させてください。

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カリキュラム

 

回数 単元名 学習日
第1回 道順 5.7
第2回 数列① 5.14
第3回 図形を数える① 5.21
第4回 図形と規則性① 6.4
第5回 数をあてはめる① 6.11
第6回 図形をつくる 6.18
第7回 ならべる① 7.2
第8回 場合の数① 7.9
第9回 方陣算 7.16
第10回 魔方陣 9.3
第11回 虫食い算 9.10
第12回 N進法 9.17
第13回 道順② 10.1
第14回 図形を数える② 10.8
第15回 図形を数える③ 10.15
第16回 数列② 11.5
第17回 図形と規則性② 11.12
第18回 推理① 11.19
第19回 ならべる② 12.3
第20回 ならべる③ 12.10
第21回 場合の数② 12.17
第22回 推理② 1.7
第23回 数をあてはめる② 1.14
第24回 立方体 1.21
学習日はモデルケースです
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