サービスの狙いと想い
tia-sanは、中学入試に合格することも大切だと考えていますが、それ以上に、頭を良くすることを第一に考えています。
頭が良くなれば応用問題が解けます。
また、中学入学後にも活躍できる機会が増えます。
応用力がなく、パターン問題ばかり解けても、算数から数学になったらリセットされてしまいます。
それは可哀想なことだと思います。
中学の数学になったら、天秤で濃度を求めたり、速さで逆比を使ったり、円周率の計算をすることはありません。
算数から数学に変わっても、応用問題まで解ける頭の良さを身につけていれば、新しい世界で活躍でき、中学受験勉強をした価値があるといえます。
6年生の過去問を指導するとき、「これは捨て問ですか?」と聞かれることが多いです。
答えは、生徒さんによって変わります。
できる子には「そこで稼げば大きいね」と言い、そうでない子には「捨ててもいいね」と言います。
捨てるかどうかは、問題を解く子の能力次第です。
ベタな言葉ですが、頭が良く応用力があればあるほど、入試に有利になります。
頭を良くするためには、頭が鍛えられるであろう良問を解くことはもちろん大切ですが、それと同等以上に大切なのはどう取り組んでいくかです。
- 試行錯誤して考える
- 分からなければ解説を見て理解する
- しばらく時間をあけて再度解き直す
このサイクルが理想のように思われていると思いますが、私は、そうは思っていません。
解いているときに、躓いたら随時ヒントを伝えて、いろいろなことに気づかせて、自力でなんとか答えまで辿り着いてという学習が、理想的な取り組みだと思っています。
答えが出るところまでの流れを見たり聞いたら、もう1回解き直しても効果が期待できません。
初めての問題をどういう段取りで取り組んでいくかがとても大切なので、犯人が分かっている推理小説を見ても面白さを味わえないように、頭を良くする目的には合致しない行為になります。
tai-sanではLINEを使って頭を鍛えられる問題に特化した添削指導を行います。
問題は頭を鍛えられる問題という視点で厳選しました。
なかなか答えまでの全貌を伝えずに、ヒントを小出しします。
その際に、欠点、改善点を指摘し、解法を磨いていくアドバイスをします。
こういう順に考えていくのかと実感することが、頭を良くすることだと思います。
1問について3~5回のヒントを想定していますが、それを超えても良いです。
いままでの経験上、ヒントを小出しにしていくスタイルで勉強していった子は、応用力がついた子しか記憶にありません。
LINEのようなやりとりができるツールがない時代は、多くても1週間で3回くらいのヒントしか伝えられませんでした。
いまは、一言で言えるくらいのヒントを対話のように1日に何回もやりとりができる時代です。
時代に合わせて、効果的な施策を考えて学習した人が有利になります。
対象は5・6年生で、筑駒、開成、麻布、聖光、渋幕、桜蔭を目指していて、LINEでのやりとりができる方のみとします。
タイトルには小5と書いていますが、小学5年生が考えることもできる問題という意味で、難度は6年生向けです。
麻布や筑駒の問題も結構載っています。
ずっと受験勉強は頑張ってきて、典型題はまずまずできるけど、6年生の後半に苦しい展開になっていく子はたくさんいます。
とても残念ではありますが、応用力を高める学習をしていなかったとも言えます。
難関中学を目指す5年生の学習ポイントは以下の5点です。
- 難しい問題に挑戦する
- 数系の問題重視で行く
- 解法の戦略を立てる
- 上手い書き方で解く
- 自力で答までたどり着く
「小5応用力をつける」+「LINE家庭教師」で上の5点はすべてクリアできます。
難しい問題は自力で解けなくても大丈夫ですが、ヒントを伝えられてからしっかり考えることが必要です。
1~10番は問題のサンプルを用意していますので、それで難度をご確認願います。
学習効果を高めるためには、自力で問題を解いて答まで出して、こうやったら解けたという成功体験を積むことが大切です。
もちろん難しい問題で自力で成功体験を積むことは難しく、そのために必要なのはヒントを小出しにしていく学習です。
ヒントとして解く糸口を聞いて、「そうか!それで解けるのか!」というところから、ようやく、算数の思考が始まります。
その感覚がなければ、どんなに長い時間、その問題と向き合っても算数の学習をしていることにはなりません。
ヒントを聞くと、難問を解くためにはそういうところから考えていくものなんだということが分かります。
その積み重ねで難問を解くための考え方が習得できます。
難しい問題は書いてから考えることがポイントになります。
簡単な問題ならば、頭の中で解法までの流れが見えて、雑に書いても、暗算で解いても、式だけで解いても答まで辿り着けますが、難しい問題はそれが容易ではありません。
問題の条件を整えて書いて、そこからどのように解くのかを考えます。
上手く整えて書ければ、考えやすくなり、解きやすくなります。
つまり、難問を解くためには、上手く整えて書く力が必要です。
易しい問題を、上手く整えて書く意識なくたくさん解いても、上手く整えて書く力はつきません。
雑に書いたら解けないようなレベルの問題を解くことで、上手く整えて書くことが必須だと肌で感じる必要があります。
よく、「うちの子はしっかり書かない」という話を聞きますが、それは簡単な問題だけ解き、難しい問題は解説を見る学習になっているからだと思います。
それで成り立っている学習はいますぐに改善した方が良いと思います。
上手く整えて書かないと解けない問題を、答までしっかり自力で取り組むことで改善できます。
LINE家庭教師では、ヒントを伝えるときに、それまでどのようなものを書いたのか確認し、どういうものを書けば良いのかを指示しますので、これを書いたら解けた!という成功体験から上手く整えて書くスキルを身につけられます。
教材の詳細
問題は数系の問題中心で全52問です。
毎週1問学習して1年間で終わりますので、半年~1年で取り組むと良いと思います。
難関中学の入試問題を多数取り扱っています。
問題1~10番のサンプル(問題のみ)はこちらになります。
難度や問題分野をご確認願います。
LINE家庭教師とは
対面での指導は無しでLINEのチャットを使って解法のアドバイスをするシステムです。
メリットはアドバイス内容が文字になることです。
対面だと、なんとなく分かった気がする程度や、あまり分かっていないのに、その問題を早く終わらせたい心理で、分かったフリをしがちですが、LINEでは文章を読むことで、確実に分かってから先に進みやすいです。
LINEの使用パターンは以下のいずれかになります。
- チャット時間(30分程度)を予約し、その時間に「お子様のみ」or「お子様と保護者様」でLINEのチャットを使ってやりとりする
- 予約無しでLINEでチャットする(お子様が書き込んでも保護者様が書き込んでもどちらでもいいです)
1は指示がありましたら、解いた過程を写真に撮り、画像をチャットで送ってくださいますとスムーズに進みます。
2はできるだけすぐに対応しますが、最長で24時間くらいかかってしまう場合もございます。
答え合わせはご自身で行うか、こちらで行うかを選択できますが、後者の方が効果的だと思います。
正解になるまでフォローします。
1問につき30分程度、または何回かのやりとりで答まで進みます(難しくてなかなか進まないときは先送りすることをお勧めします)
「まったく解き方がわかりません」と書き込んでいただいても大丈夫ですのでお気軽に利用できます。
指導料は10問で3300円(税込)です(最後は12問で3300円)。
LINEでのチャットは3か月間有効とします(先送りをお勧めした問題は除く)。
教材の購入の仕方など
ご注文フォームの入力欄にご入力いただき、送信後、ゆうちょ銀行に教材費のお振込をお願いします。
こちらで入金を確認しましたら、教材をPDFファイルで保存しておりますGoogleドライブのアドレスをメールでお伝えいたします。
そのドライブからダウンロードできますので、ご自由に編集や印刷をなさり使いやすい形で取り組んでください。