算数がとても苦手

苦手というのはとても抽象的な表現ですので、ここでは四谷大塚偏差値45以下とすることにします。
算数が苦手で埒が明かないと思われている方もいると思いますが、解決法は必ずあります。
- 解き方が悪い
- 書き方が悪い
- 教えた直後しか解けず、すぐに忘れる
- 教えた直後も危うい
- 少し応用すると解けない
この5つのうちのどれかになると思います。
複数が絡み合っているかもしれません。
1つ1つ解決していけば、算数の苦手は解消されます。
①と②は似ています。
「①は良いけど②がダメ」「①も②もダメ」のどちらかになると思います。
つまり、②を良くすれば、①も②も良くなります。
②がダメなのは、書き方の大切さが分かっていないからです。
指導者は、嫌われるくらい口酸っぱくしつこく言わなくてはいけないのですが、そういう熱い算数講師に出会わなかったのだと思います。
算数教材塾・探求の教材では「対話式算数の練習問題」、6年生用教材の「V6算数」は書き方にこだわった教材です。
教材ですので、嫌われるくらいというのは難しいですが、書き方を真似しようという姿勢があれば上達します。
ぜひ、取り組んでください。
③と④は、正直に申しますと、背伸びしすぎだと思います。
塾に行っていると、決められたカリキュラム通りに進みますが、その流れに合わせるのは得策ではありません。
地に足をつけて、レベルを下げた方が、学習効果が上がり、長い目で見てプラスになります。
重要単元だけでも、1学年下に戻り、しっかり固めて、ある程度、難しい問題まで学習することをお勧めします。
シンプルすぎる簡単な問題は、いい加減な解き方でも解けてしまいます。
難しい問題ができないからといって、シンプルすぎる簡単な問題ばかり解いていると、暗記の算数になり学力がつきません。
1学年下に戻れば、概念や仕組みを理解することが易しくなるので、ある程度複雑な問題をやっても大丈夫だと思います。
易しい概念で、少々難しめの問題に取り組むことがポイントだと思います。
重要単元とは何かということと、どの問題を取り組めば良いのかも大切です。
ここでは、対話式算数を1学年下のものに取り組んでくださいとまで書きます。
ご相談がありましたら、お気軽にどうぞ。
⑤は、1つの提案としまして、必ず基本と応用をセットで練習するという学習法はいかがでしょうか?
応用というのは、解説を見れば分かる程度の問題です。
ときどき反復するときに、基本と応用の2問単位で練習します。
2倍の時間がかかるイメージですが、成果に繋がれば、2倍の時間がかかっても効果的といえます。
基本だけでもダメですし、応用だけでも身につかないと思います。
セット作戦を是非お試しください。
そういう場合も対話式算数の練習問題は有効です。
探求会員となっていただき、LINEで細かなやりとりをして学習を勧めていくことをお勧めいたします。