小4や小5で図形に強くなりたい

大手塾では、4・5年生で余裕があったら難しい問題をやるように指示されます。
一部のとても優秀な子で、難しい問題がちょうど良いという場合は、取り組むと良いと思いますが、多くの子にとって、プラス効果のない学習となります。
難しい問題をやっている子と、やっていない子で大きな差がつきそうですが、単元や問題にもよりますが、案外、差は広がりません。
背伸びして難しい問題に取り組むことで、学習の質が悪くなり、かえってマイナス効果かもしれません。
余裕があったら、平面図形に取り組んだ方が、間違いなくプラス効果になります。
4・5年生の2年間、毎週、平面図形に取り組んだ生徒さんが6年生になったとき、恐ろしく図形ができる光景を目にしてきました。
プラスアルファの学習をするのであれば、こういう状態を目指した方が良いと思います。