お役に立ちたい

塾なし受験の長所と短所

対話式算数で自宅学習するときの長所と短所を書いていきます。

長所だけだと参考にならないと思い、長所と短所を交互に書きます。

長所はかなり多いので、算数の話を中心にいたしました。

 

長所1 本を精読できれば集団授業より身につく!

対話式算数は、対話型の書物ですので、分かりにくいところをじっくり読めます。

集団授業なら、そのようなマイペースな行動はとれません。

 

短所1 読書が苦手だと学力がつかない

対話型の教材ですので、普通の読書は苦手でも対話型ならしっかり読めるというお子様はいます。

しかし、対話型でもななめ読みしてしまうと学力アップはほぼありません。

保護者様といっしょに読んでそれを防ぐことは可能です。

※読書が苦手だと、集団塾に行っても学力はつきにくいと思います。

 

長所2 塾の授業のスピードに苦戦するタイプは向いている

塾の授業は、講師の説明のスピードについていけるかどうかがポイントです。

理解力が高くても、噛み締めながら自分の言葉で理解するお子様には不利になります。

自学自習で分かるまでじっくり取り組んだ方が伸びると思います。

 

短所2 ペースが乱れる

集団塾の場合は、分かっていなくてもペースが乱れることなく先に進みます。

どちらが良いかはなんとも言えません。

塾なし受験に挑む場合は、これが最大の難関です。

 

長所3 難問に強くなる!

集団塾の方が難問に強くなりそうな気がしますが、そうではありません。

家でひとりでじっくり考えた方が難問に強くなります(塾だとすぐに解説されてしまいますので)。

心理学的にもそうらしいです。

対話式算数のような、難問に対する接し方をしっかり書いてある教材を所持することが大前提になります。

「ヒントをもらったら、また自力で解く」のくり返しで答えを自分自身で出すことが難問に強くなる要素です。

 

短所3 解くスピードがつかない

じっくり深く考えられる反面、解くスピードが遅くなりがちです。

塾だと大量の課題や短時間のテストで、時計を意識した勉強になることが多いので、比較すると厳しいです。

百ます計算などで暗算力をつけたり。一行問題集でタイマーを使った勉強をすることをお勧めします。

 

長所4 格安!

補足説明もいらないでしょう。

 

短所4 刺激がない

塾の授業(授業の上手い先生が担当の場合)にくらべて、塾無し受験は刺激は少ないです。

また、塾に行くと周りの友達がライバルとなり刺激になります。

お子様によっては刺激が少なくて長続きしない場合がございます。

競うのが好きなタイプのお子様は通塾しかありえません。

※大手集団塾の中には、競う環境になっていない場合もございます。

 

長所5 基礎の土台ができる!

集団塾の場合、以前、習ったことを忘れてしまうことが多く、基礎の土台ができていないというケースが目立ちます。

塾なしの場合は、基礎に時間をかけられますし、必要な分だけ反復できますので、基礎の土台はしっかりします。

通塾とちがい欠席というものがないのも大きな魅力です。

 

短所5 叱られないから行動しない

塾に行って管理された方が良いような気がしますが、最近、ソフト路線の講師が多いので、塾に行っても解決しないかもしれません。

また、だらしなくても常に塾で叱られるわけではございませんので、ムラのある学習になる恐れがあります。

受験そのものを考え直してもいいのかもしれません。

 

長所6 家族で過ごす時間が増える!

塾に通わなければ、夕食は家族でとることができます。

「お父様から経済の話を聴く」「お母様から教養・常識を身につける」これはプラスになるのではないでしょうか。

できる問題はあっさり難しい問題は時間をかけてじっくり(3分以上手が止まったら先送り)の姿勢で、短時間で効率良く勉強をして家族で過ごす時間を増やし、健全な受験生ライフワークを過ごしてみませんか。

 

短所6 褒められないと伸びない

よく聞きますのが「うちの子、褒められないとだめな子なんです」とのお言葉です。

本当にそうなら集団塾で褒めてくれる講師が担当になるのが理想です。

できたら認める、できなければ認めないという方針で行けばいいような気もします。

 

長所7 4年生1年間のみ塾なしという作戦も有効!

これは費用的には大したことはありません。

4年生は授業を受けることに慣れていないために消化不良を起こしやすいです。

通塾しても、家で教えなければいけない状況になります。

それならば割り切って、対話式算数で基礎の土台を作るという作戦もありです。

 

百ます計算のすゝめ

「算数は暗算力ですべてが決める」とまで言うと言い過ぎですが、そう言いたくなるほど、暗算力は重要です。

算数教材塾・探求はご利用なさっているお客様の学力を上げることが目的です。

それを達成するためには、良い教材だけではなく暗算力を強化するツールが欠かせません。

有名な百ます計算は短時間で大量に解くという素晴らしいものですが、世間一般の1~10のかけ算では中学受験にはあまり意味をなしません。

30×30までの積をスイスイ求めていくくらいの力が必要です。

そこで、算数教材塾・探求として百ます計算鍛練版をご用意いたしました。

1~30のかけ算をスタンダードにします。

いきなり30じゃきつい…筆算じゃないと無理…という声にお応えし、1~20もご用意いたしました。

筆算でやってもほとんど意味がありません。

必ず暗算で上の桁から書いてください。

上達すると、数に対するセンスが上がり、計算力以外のいろいろなところに効果が波及していきます。

小3~小6対象です。

対話式算数会員様は必修教材の位置づけです。

こんなんじゃものたりない!という方はリクエストください。

50までや100までのものも用意します。

また、マクロをご存じの方は改良して結構です。

 

【遊び方】

  1. 下の「1~20のかけ算」または「1~30のかけ算」をクリックしてください。
  2. 保存を押してください(実行でもいいです)上にウイルスに感染している可能性があると表示されますが、大丈夫です
  3. そのとなりの「編集を有効にする」を押してください。
  4. 緑の枠内でかけ算をし、答えを入力してください(暗算ですよ!)
  5. 終わったら、下の「答え合わせ」ボタンを押してください。
  6. 点数が出ます!!正答は緑数字で、誤答は赤数字になります(採点地獄から解放されます!)。
  7. 再度チャレンジしたい人は、下の「再挑戦!」ボタンを押しください。

 

 

【注意事項】

  • エクセル2013でつくりましたので、開けない場合は諦めてください。
  • 下のsheet2は知識のない方は開かないでください。

 

国語・理科・社会の勉強の仕方

算数教材塾・探求では自宅学習生を応援しておりますので、「算数以外は関係ありません」という立場を取ってはおりません。

可能な限り、国語、理科、社会のご相談もお答えしております。

国語、理科、社会の3教科は、「四谷大塚の予習シリーズ」か「Z会」か「スタディサプリ」で勉強することをお勧めしております。

四谷大塚の教材で勉強する場合は補助教材として、演習問題集・前年度問題集・漢字練習帳等も必要です。

四谷大塚やZ会は、添削をすると高額になるので不要です。

もう少し書いていきます。

算数以外の科目がご心配の方はお読みください。

 

国語の学習の仕方

監修:山下国語教室主宰の山下健史講師

保護者様がお子様に教える形を取った方が、手取り足取り指導ができ、国語の土台を固められ塾の国語指導よりも効果が大きい場合もあります。

4年生のときは週2つの文章読解をし、5年生のときは週3~4つの文章読解をすることをお勧めします。

例:予習シリーズ・演習問題集(レベルによって応用または基礎)・週例テスト

また、サピックス教材の「国語の要その1」「国語の要その2」も文章レベルが安定していてとても良いです。

国語の要はサピックス生でなくてもサピックスの各校舎でお気軽に購入できます。

6年生のときは「塾で教える国語(文英堂)」を学習する。

5年生のときに語彙力を高めることを主眼に置く。

 

理科の学習の仕方

四谷大塚の予習シリーズベースで良いですが、カリキュラム進行は遅らせても良いです。

算数とは異なり、早めに仕上げる必要はありません。

といっても遅く仕上げるときついです。

6年生の7月までに知識を固め、夏に化学と地学の理解が必要な内容を学習し、9月以降物理の応用に入ると良いと思います。

化学や地学や物理の高度な理解が必要な「先送りしていい単元」、生物や地学や化学の「時間をかけてしっかり覚えなければいけない単元」というようにメリハリをつけて学習します。

物理・化学は解き方、書き方が大切です。

苦手な生徒さんは絶対と言っていいほど、途中過程を整えて書いていません。

有料ですが、スカイプ指導などで、理科の解き方、書き方の指導も行っています。

 

社会の学習

現在取材中です

 

お薦め問題集・参考書

大学受験の問題集とくらべれば、中学受験の問題集は少ないですが、それでも本屋の学参コーナーに行くと、選ぶのが大変なくらい揃っています。

良い問題集、普通の問題集、悪い問題集と分類しますと、良い問題集がならんでいるわけではありません。

良い問題集とは学習効果が高いものです。

保護者様には、できるだけ良い問題集を選んで欲しいと思います。

独断と偏見ですが、良いと思う市販の問題集をアマゾンから選びました。

よろしければご参考にどうぞ

ご購入の際は、このページからお願いたします。

国語で特に推薦する本

 

有料相談と無料相談

算数の学習法だけでなく、国理社の学習法などもご相談承ります。

進路相談なども受け付けております。

会員様は無料相談ができます。

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受験全般のQ&A

 

 

Q.中学入試は4年生から始めないと無理ですか?

Answer

「無理ですか」と聞かれると、「無理ではありません」と答えるしかありません。

たしかに日能研、四谷大塚、SAPIXなどは、4年生から受験勉強がスタートします。

しかし、はっきり言えば「目指す学校のレベル」と「お子様の能力」のバランスによってケース・バイ・ケースです。「かけこみ受験」のところもご参考になるかと思います。

例えば

  • 算数だけは4年生から塾で勉強し、5年生から本格的にスタートする
  • 算数・国語は4年生から塾で勉強し、理社は家で勉強する

など、多少の変則パターンがあると思います。

塾のカリキュラムによっても変わると思いますので、通うつもりの塾に直接相談にいかれるのが良いと思います。

ただし、4年生と5年生では学習の質・量ともに大きく異なります。

それを考えると、遅くとも4年生の冬期講習くらいから入塾という形が良いと思います。

 

Q.子ども自身が「塾に行きたい」と言い出さないと効果はありませんか?

Answer

いいえ、効果はあります。

お子様が、「塾に行きたい」と言うのと、「一生懸命勉強する」ことは同意ではありません。

仲の良い友達が入塾すると、

「じゃぁぼくも!」

となるかもしれませんが、それでヤル気になったと判断はできませんよね。

塾に通い始めてみて、楽しそうに集中して勉強するかどうかがポイントです。

慣れる云々の問題はありますが、1回入塾したら、そこで最後までやり遂げるという意気込みよりも、1、2ヶ月くらい様子を見るという方が良いのではないでしょうか?

塾は学校とはまったく違う刺激がありますので、塾に通ってから、勉強に興味を持ち、ライバルに負けないようにがんばり始めるような変貌を見せるお子様もいます。

ご両親で中学受験のお考えがあるのなら、よほどお子様がヒステリックに拒否しない限り、まずは受験勉強をスタートしてみることをお勧めします。

お子様が「ぼく、塾で勉強したい」と言い出すまで待つのはリスクが大きいと思います。

 

Q.志望校はいつ決めれば良いですか?

Answer

6年生の夏くらいまでに第1志望校が決まっていると良いと思います。

学力がつかない理由を

  • 志望校がないから
  • 目的意識がないから

と結びつける塾講師もいますが、決してそうとは思えません。

志望校がなくともマイペースで学習している生徒はたくさんいます。焦る必要はありません。

また、志望校のレベルがかなり高く、かえってヤル気が起きない場合もあります。

ただし、難関校の入試問題は、各教科個性的な問題が並ぶことが多く、対策をするのに時間が必要な場合が多いです。

こういう個性的な問題にしっかり対応するために、6年生の9月の段階で第1志望校が決まっていることが望ましいと言えます。

受験パターンの決定は11月頃になると思います。多くの塾ではモチベーション云々と言って、第1志望校は絶対受けるように指示される場合がありますが

  • 第1志望校を狙いにいって、結局、第4志望校に進学
  • 第1志望校を回避して、第2志望校に進学

これをみて、どちらが良いでしょう?

もちろん、ご家庭によって回答が異なると思いますが、後者の方が良ければ、第1志望校にこだわってはいけないことになります。

「第1志望校は絶対に受ける」という固い決心がある方はそれで良いですが、戦略を練って、少しでも良い学校に進学させたいということで受験パターンを組んでいくのが11月というわけです。

意外にも、いままで見てきまして、第1志望校を回避して、良い受験パターンを組んだお子様の方が、モチベーションが上がる傾向がありました。

 

Q.中学校の学校行事に参加するとやる気は起きますか?

Answer

これは前問に似ていますが、これでやる気になるような単純なお子様はほぼいないと思います。

受験勉強で必要なのは、動機づけよりも生真面目な態度やプライドの維持だと思います。

しかし、学力向上にはあまり関係がないとはいえ、志望校があったり、中学校に接する機会があると、その先の学校生活などへの好奇心から毎日の勉強が楽しくなる可能性はあると思います。

ご家庭全体でも受験勉強に対してワクワクした気持ちで接することができるとは思います。

また、6年生の後半になりますと、学習時間をできるだけ確保したくなりますので、多くの学校の文化祭を見に行くことは難しくなります。

4年生ころから、偏差値は抜きにして、家の近くの学校、憧れている学校に連れて行くのも良いと思います。

それによって何かを良くしようという気持ちは持たない方が良いと思います。

 

Q.4年生のときの偏差値から上がりますか?

Answer

4年のスタートラインか終了時かで回答が異なります。

スタートラインであれば、上がるもなにもこれから次第です。

いまの成績は「兄姉の有無」「それまでの家庭学習」「公文などのおけいこ」などの影響が相当大きいです。

これからは、教わったことが定着できるかどうかがすべてですので、しっかり学習して成績を上げてください。

終了時であれば、「上がる可能性もあります」なんて悠長なことは言っていられません。

いままで、学習の定着率が低かったから、偏差値が低いわけで、定着率を上げていかなければ変わりません。

勉強の仕方を工夫するだけで定着率を上げることはできます。

根気、努力も必要なことは言うまでもありませんが。

そして、まだ4年生なら、これから学習することが山ほどありますので、挽回は十分可能です。

大事なことは「自転車の乗り方だけ教えて終わり」ではなく、「乗れるようになるまでつき合う」というようなフォローをすることです。

 

Q.6年の最後は過去問のために家庭教師が必要ですか?

Answer

通われている塾次第だと思いますが、残り100日あたりからは、入試レベルの問題を豊富に解いていくかどうかが勝負の分かれ目です。

少しくらい分からない問題もこだわりすぎることなく、とにかく演習量を重視するという姿勢が必要です。

そういう視点で考えると、塾にプラスして、個別指導や家庭教師をつけると、演習量は間違いなく減ります。

そのあたりを十分考慮の上、決めていくと良いと思います。

 

Q.早慶は、中学受験より高校受験で入る方が楽ですよね?

Answer

そう言われればそれまでですが、中高大の10年間の環境を得ると考えれば、中学から入学する方が価値があります。

その価値の分だけ難易度が高いとご理解願います。

言いかえますと、

  • 小5、6年の2年間を遮二無二勉強して、中高6年間のびのびする
  • 中2、3年の2年間を遮二無二勉強して、小5~中1、高1~高3をのびのびする

前者の方が、素晴らしい青少年時代に感じますがいかがでしょうか?

ちなみに、小学生からの16年間の環境を得るのならもっと狭き門になります(著名人を除けば)。

逆に、環境を得るという考えではなく、出身大学名にこだわるのであれば、高校入試が最良です。

突飛すぎて提案とは言えませんが、早稲田摂陵中(偏差値のわりに推薦枠がある)、慶應ニューヨーク高あたりも候補になります。

 

Q.私立中学でもいじめはありますか?

Answer

あります。

ないと言ったら嘘だと思います。

超進学校の繁華街の中にあるとある女子中では、「うちの生徒はだれひとり寄り道をしないで帰る」と豪語していましたが、中学生、高校生の特に女子はなかなか強者ですので…

一定の学力、一定の家庭を持つ生徒だけしか入学してこないので、低級ないじめが少ないと思いがちですが、これもあくまで確率の話でしょう。

学力が高い、家庭の経済環境が良好ということと、人格が錬磨されているということは関係がありそうでなさそうです。

むしろ、頭の回転が速いからこそ巧妙にいじめるということだってあるかもしれません。

いじめがあるかないかではなく、いじめがあったときにどのように対応してもらえるかが私立の真骨頂です。

学校説明会などで、そういう質問をしても良いと思います。私立の学校関係者は生徒の輪をつくれるように工夫しています。

ただし、TwitterやLINEで学校の先生は従来以上に頭を悩ましているのではないでしょうか。

 

Q.小学校の先生が中学受験を快く思っていないのですが?

Answer

地域によってはよくあることです。さすがに都心ではそのような学校の先生は少ないようですが。

ひとクラスの半数以上が受験をするのであれば、多数決の論理ではありませんが、学校の先生も受験生側にまわることでしょう。

ところが、数人だけとかあるいは1人だけとなると、学校の先生の価値観を押しつけてくる場合もあります。

いままで、それで中学受験を断念したという生徒を何人も見てきました。

小学校の先生が、地方の出身で「小学生の間は、自由にのびのび遊ぶべきだ」というポリシーを持っている場合は厄介かもしれません。

大事なことは、中学受験をする他の保護者様と徒党を組んで、接していくことです。

宿題量の調整も頼みやすいでしょう。

いままで聞いた中でひどいと思ったのは

先生の質問で「円周率はどうして3.14なの?」というものです。

まぁ、本当はそれくらい答えて欲しいのですが、受験生にとって簡単なテーマではありません。

受験しない生徒さんならほぼ答えられないでしょう。

そして、「それが答えられないのに、図形の複雑な問題をやっても意味がない!」だそうです。

円周率が3.14であることは、それを使って問題を解いても、決して基礎ではありません。

小学校の先生に分かって欲しいのは、小学校の勉強ではものたりずに中学受験の勉強をしているのではなく、中学からの6年間の環境を求めて、中学受験の勉強をしているということなのです。

ただし、学校の授業がつまらない、塾の先生の方がおもしろいという態度を露骨に出すと、うまくいかない面も出てくるでしょう。

小学生の高学年とはいえ、中学受験をするのなら、ある程度の気配りは必要だと思います。

 

Q.慶應はコネがないと入れませんか?

Answer

インパクトのある質問ですね。全く気にしないでいいです。

幼稚舎の存在、圧倒的なブランド力、旧態依然とした少ない情報開示、面接の存在、マスコミでのイメージなどから、とかくこのような情報が飛び交うのは慶應が多いですが、学力さえ達していれば普通に入学可能です。

一家揃って慶應には無縁だった、というご家庭のお子様が入学しています。

逆に、面接の練習の際に「身内に慶應出身の方がいらっしゃいますか?」と聞いたとたん、ご自身のご卒業を水を得た魚のように大喜びで語った方のお子様が残念な結果になった、ということもあります。

冷静に考えれば、慶應大学出身者だけでも何万人といるのですから、学力をひっくり返せるだけのコネであるとは思えません。

仮にひっくり返せるレベルのコネが存在するとしても学年に1人いるかどうかでしょう。

その1人のために合格者を1人減らすと考えるより、正規の合格者に1人付け加えると考える方が自然でしょう。

しかし、どうしてこのようなウワサが慶應のみにつきまとうのでしょうか。慶応卒業生ネットワークなど不思議な学校です。

 

Q.塾に行かなくても中学受験できますか?

Answer

軽はずみで「できます」とは言いませんが、お子様の資質、保護者様のフォロー、教材、相談役などの環境が整えば十分可能です。

教材と相談役は、算数教材塾・探求にお任せ願います。

 

Q.聞きにくいことですが、大手塾の方が安心なのでしょうか?

Answer

「安心」だと思ったら大手塾を選んだ方が無難ですが、大手塾と中規模塾と小規模塾の特徴をまとめてみます。

 

「担当講師」

大手塾:毎年変わる場合がある。良い先生もいれば普通の先生もいる。

中規模:比較的固定。先生の質は塾により大きく異なる。

小規模:1人が何教科も教える場合は、応用力までつきにくい。

 

「競争意識」

大手塾:競争が好きな子はハマる。成績は上がったり下がったりするものなので、一喜一憂すると疲れる。

中規模:塾によって、競争文化を取り入れているところと排除しているところがある。

小規模:競争はないと言っていい。

 

「成績把握」

大手塾:立ち位置は良く分かるけど、前述の通り、成績は上がったり下がったりするものなので、立ち位置は安定しているわけではない。

中規模:年度によってレベルが変わるから、思った以上にできている場合もあれば、井の中の蛙になることもある。

小規模:個人的にいろいろテストを受ける必要がある。

 

「情報」

大手塾:情報がたくさんありそうですが、役に立つものはそれほど多くはないと思います。情報誌を購入する必要あり。

中規模:情報誌を購入する必要あり。

小規模:情報誌を購入する必要あり。

さらに大手塾の場合、サピックスのα1とか、早稲田アカデミーや栄光のブランド校舎の最上位クラス以外なら、算国理社それぞれの教科のスペシャリストの先生だけに習うことは考えられません。

校舎のレベルの均等化を大手塾は目指しています。

また、変わった見方をすると、大手塾の場合、「看板」で生徒が集まってきますが、小規模塾の場合は「人」で集まる傾向が強いです。

教える者としては、お世辞でも「先生に習いたいと思って入塾した」などと言われると、天国にのぼるくらいの気持ちになってより一生懸命面倒を見てくれることでしょう。

最後に「○○中に入るなら△△塾!」というキャッチフレーズはよく見ますが、正しくはありません。

もちろん、○○中に入りたいのに、××塾に行ったらダメというのはあります。

 

Q.家での勉強時間はどのくらい必要ですか?

Answer

塾に行かない日は、4年生は1時間、5年生は2時間、6年生は3時間というアドバイスをされる塾関係者が多いですが、時間は成績と比例しません。

野球の素振りだとお考えください。

「ダラダラと30分間振るより、本気で10分間振った方が効果が高い」「本気で10分間振るより、本気で30分間振った方が効果が高い」

こういう視点に立つと、真剣に、集中して、やり甲斐を感じながら勉強している時間をどれだけ長くすることができるかということがポイントです。

お子様は、背伸びしながら成長しますので、少々の負荷は必要ですが、集中しているかどうかにこだわり続ける必要があります。

優秀なお子様の保護者から、勉強時間はかなり短いという話はよく聞きます。

優秀だから短いではなく、短い時間で集中してやる習慣がついているから優秀になったととらえてください。

算数は、解けない問題は、3分考えてダメなら飛ばすくらいで良いと思います。

これは集中力を切らさずに効果的な学習姿勢をつくるために必要です。

分からない問題を前にして1時間粘っても、実質的な勉強時間は2~3分ということもあります。

こういう例からも、勉強時間ありきではないことが理解できると思います。

質問の答えとしては、集中して勉強をすることを前提としても個人差がありすぎますので、成績をきちんと取れていれば十分な勉強量を確保できていて、成績をきちんと取れていなければ、時間はともかく勉強量が不足しているとお考えください。

時間ではなく成果です。これは社会人といっしょですね。

 

Q.宿題は多いので困っていますが?

Answer

この質問というか言葉は、私は好きではありません。

「宿題だけ提出すればいい」と考え、雑な勉強をするお子様を数え切れないほど見てきたからです。

勉強は「やれる範囲で可能な限り身につくようにやる」

これでいいです。

夜遅くまでの勉強や長時間の勉強は、やれる範囲を超えています。

短すぎる勉強は、可能な限り身につけたとは言えません。

しかし、難関中学進学を目指すのならば、基本的に

  • バラエティ番組
  • ゲーム
  • 携帯遊び

はゼロにし、その時間は、勉強にあてるべきだと思います。

さすがに少量の勉強で難関中合格の秘策は存在しないと思います。

 

Q.宿題しか勉強をしません! 予習した方が良いですよね?

Answer

基本的に、中学受験はどういう勉強をやるか自主的に考える必要はありません。

小学生に「技術を高める方法を自分で編み出せ!」は乱暴すぎだと思うのですが、いかがでしょうか?

宿題だけで精一杯で、自分の勉強ができないというのが、正しい中学受験生の姿で、実績をあげている塾はすべてそうです。

「課題の中に予習が入っていたらやる」、「課題の中に予習が入っていなかったらやらない」

それだけのことです。

例外として、あまりにも優秀で余裕がある場合は、予習をしてもしなくても良いです。

優秀なので、何をしても栄養となります。また、その逆で、授業の吸収力が低い場合は、復習主義の塾でも予習に切り替えてみるのも1つの作戦だと思います。

 

Q.気が弱いけど集団塾で大丈夫ですか?

Answer

運動会の騎馬戦なら心配ですが、勉強ですから大丈夫です。

  • 活発に自分の意見を言う
  • 控えめで自分の意見を言わない

お子様によって様々です。

集団授業への向き不向きには関係ありません。

基本的に授業は吸収するものです。

しかし、気は弱くても、がんばって学力を上げてプライドは持って欲しいです。

中学受験の塾では、「成績が良い」=「ヒーローorヒロインになる」傾向がありますので、性格面はあまり気にすることはないと思います。

また、集団で授業を受けていると、クラスの雰囲気に影響される傾向もあります。

引っ込み思案だったお子様が、いつのまにか積極的に手を挙げるよう変わっていた、というようなケースも多々見てきました。

これも集団授業の大きな長所だと思います。

 

 

算数のQ&A

 

 

Q.うちの子、ミスが多くて点数が取れないんですが?

Answer

なるほど…しかしですね。

残念ながら、ほとんどの生徒さんにそれがあてはまります。

厳しいことを言うようですが、みんなミスがなかったら、みんな点数が上がって結局、順位は変わらない可能性が高いです。

伸びしろがあったというわけでもないのです。

でもミスの多い、少ないは人それぞれです。

もちろん少ない方が良いですよね。点数が上がり、自信がつきますから。

ミスを減らす方法は3つあります。

  1. 問題を解くのに余裕を持つこと
  2. 2.間違えたくないという執着心
  3. 間違えたことを忘れずに、次に生かせる記憶力の良いタイプ

 

まさか5年生で、かけ算九九を間違えることはありませんね?

それは1が圧倒的だからです。
つまり、問題をたくさん解いて、この問題は絶対にできるというところまで達すれば、ミスはなくなります。

心構えとか精神論的な話も出ましたが、練習がミスを減らすとお考えください。

野球でも、練習すればするほど守備でエラーが減るのと同じです。

ただし、学年が進むにつれ、特に1、3が増してくるので、ミスはだれでも少なくなります。

 

Q.応用力をつけるためにはどうすれば良いですか?

Answer

算数が得意なお子様の応用力をつけるのと、そうでないお子様の応用力をつけるのではアプローチのしかたがまったく異なります。

算数が得意なお子様なら、良質な問題を与えておけば大丈夫です。

そういうお子様は考えることが大好きなので、自然とよく考えて、勝手に応用力が高まります。

与えている問題が良質かどうかが最大のポイントです。

算数教材塾・探求でも応用力育成の教材作成に力を入れていますが、問題の発掘に一苦労しております。

算数が得意ではないお子様の応用力をつけるには以下の3点が必要になります。

 

1つ目は、応用とは基本の融合と言ってもいいくらいですので、基礎の徹底を心がけることです。

基本を反復することで新たな力が発生します。

例えば、プロ野球の練習で、真正面に飛んでくるノックを受け続けることで、試合のときにファインプレーができるようになります。

しかし、勘違いしてノックでファインプレーの練習をさせる指導者もプロアマ問わずいます。

勉強でその勘違いをするとお子様にとって苦痛なだけです。

 

2つ目は「覚えなさい」という言葉は最小限にすることです。代わりに「~だからこれでできるんだよ」という言葉にすることです。

「こういうときはこうする」

この引き出しがどれくらいあるかが応用力といってもいいと思っています。

例えば、社会の工業地帯の話でも、どうしてこの生産が多いのかというところに目を向けないと話がつながっていかないと思います。

単純に1位○○、2位○○では普通のお子様はダメだと思います。

算数でも本質は同じことです。

 

最後は、楽しいと思う問題にできるだけ触れることです。

何年も前に、授業時間が少しあまり、その時間に雑談ではなくビルディングの問題を出題しました。

そのときの生徒さん達の目の輝く様子を見て衝撃が走りました。

もちろん楽しい問題ばかりでは中学受験は出来ませんので、ケーキを食べるのと同じように、ときどき楽しめるように触れていくことが大切だと思います。

 

Q.国語力が弱いから、問題を上手く読み取れないのですが?

Answer

とてもよく受ける質問です。

はっきり申し上げますと、国語の読解力と算数の文章を読む力はまったく異なります。

国語は心情理解、情景理解、作者の主張を読み取る力を求められるのに対し、算数は読み取る力がなくても良いです。

喜怒哀楽を感じる必要はありません。

条件を1つ1つ使っていけばいいだけのことです。6年生で、算数の偏差値は65あるのに、国語の偏差値は40という生徒さんもいます。

国語力が算数に必要ということに矛盾します。

ただし、国語が苦手というのではなく文章を読むのが苦手という場合は、算数でも、長文になると普通に問題を読まずに予想して答えを求めてしまうというケースはあるかもしれません。

「活字に慣れる」

このことは算数でも必要です。

算数だけではなく、理科でも社会でも必要です。

文章を読むのが面倒というのを「国語が苦手だから」に話をすり替えるのは最もいけないことです。

活字に慣れていない場合は、音読が1番良いと思います。

国語に限らず、家で問題を解くときは、声に出して問題文を読むと良いと思います。

 

Q.算数にものすごい時間がかかっているのですが、これでいいのでしょうか?

Answer

もちろんダメです。

机に向かっているかもしれませんが、頭が働いていないかもしれません。

算数の勉強時間とは、基本的には手の動いている時間です。

算数の思考力が高くて、考えることが好きなお子様はもちろんそれに当てはまりませんが、そういうタイプは勉強時間が短めだと思います。

「分からない問題はプレッシャーをかけずにあっさり飛ばす」

そして、「手の動く時間を増やす」

これさえ守っていけば、4教科の勉強時間の配分は良くなると思いますし、算数の力もこのことによって落ちることはありえません。

勉強は、忍耐・我慢・根性を鍛えるものではありません。

「知識を身につけること」、「解けるようになることは楽しいこと」

この感覚を持ち続けることが大切です。

 

Q.授業は分かるというのですが、家で問題が解けないのですが?


Answer

それは、授業で分かった気にさせることができる先生の指導を受けているからです。

悪いことではありません。

分かってなければいつまでも絶対に解けないからです。

分かった気になることと解けることの間には大きな段差があります。

例えば、ニュートン算という理解がやや難しい単元がありますが、1回で解けるようになるお子様もいれば、7、8回の説明を聴いてやっと解けるようになるお子様もいます。

ただし、この7、8回の説明で解けたお子様も、分かった気になったのはもっと前だと思います。

「分かったと思ったけど解けない」をくり返して、ようやく7、8回目に解けるようになったということだと思います。

こういうと、「そうか!分かれば解けなくてもいいのかな?」と思われるかもしれませんが、多少の努力は必要です。

それは授業で習ってから時間を空けずに復習することです。

宿題に追われていて、そういうことができない状態のお子様は改善の必要があると思います。

宿題のために勉強をするのではなく、授業で習ったことを忘れないように身につけるために勉強するという意識が必要です。

「宿題」という言葉を「復習」という言葉に代えた方が良いと思います。

「宿題やった?」ではなく、「復習して身につけた?」というようにです。

そうすれば、確認テストで悪い結果を取ったときに、「この前、身につけたと言っていたわよね?」と勉強の質の改善を求めることもできます。

少し、後半、話がずれましたが、がんばってください。