通塾していない方へ

通塾しない作戦(小学4年生)

算数教材塾・探求では通塾しないで中学受験の勉強をしている方を特に応援しています。

4年生で通塾しない体制はハンデキャップどころか、むしろアドバンテージがあると考えています。

費用面もアドバンテージがありますが、それを抜きにして学習効果で考えてもアドバンテージがあります。

その理由は、以下のものです。

  • 解き方を覚える暗記の算数になりにくい
  • 焦って解く必要がなく、解き方が雑になりにくい
  • 理解してから先に進むという姿勢になりやすい
  • 保護者様が勉強内容を把握でき、フォローできる

 

以上のものは、どの教材を使うかがとても大切なポイントです。

何でもいいわけではありません。

教材にマニュアル本のように解き方しか載っていなければ、解き方を覚える勉強になります。

解き方を覚える暗記の学習にならないで、体系的に学ぶ学習は、対話型の教材ではないと不可能だと個人的には思っています。

問題を解くごとに理解が深まるというスケールの大きなお子様でしたら、教材に拘る必要はありませんが、ほとんどのお子様は教材に拘るべきだと思います。

気をつけて欲しい点もあります。

以下のものです。

  • 学習内容は、通塾生と同等以上のものにする
  • 百ます計算で計算力をつける
  • 解き方を決める

 

あとは、通塾生に対してアドバンテージを作ることを目指してください。

通塾無しはやり方によっては攻めの姿勢になります。

4年生の間に下の2単元に重点を置くと、長期的に大きな財産となります。

  • 図形に強くなる
  • 場合の数に強くなる

※お勧め教材
小4集中図形
小4集中場合の数

この2単元は、通塾していても重点を置いた学習が可能ですが、塾のペースに乗れば安心という意識になりがちなので、上記の2単元が疎かになる生徒さんが多いです。

 

通塾しない作戦(小学5年生)

5年生になりましたら、通塾を開始した方が無難かとも思いますが、それは国理社のことを考慮してです。

国理社でそれぞれ対策が立てられるのでしたら、通塾しない方が総合的にメリットがあると思います。

算数は4年生と同様なメリットがあり、さらに新たなメリットもあります。

  • 入試によく出る単元をしっかり学習できる
  • 重要単元を状況に合わせて取り組める

 

上記の2つは似ていますが、ニュアンスはやや異なります。

難関校を目指す場合は「数の性質」「立体図形」「速さ」「場合の数」の4単元が特に重要です。

5年生のとき、特に夏より前の期間は入試レベルの「数の性質」「立体図形」「速さ」はハードルが高いので、「場合の数」を鍛えていくことが得策です。

※お勧め教材
小5集中場合の数

場合の数にずっと力を入れ続けることができるのは、通塾無しのメリットです。

重要単元というのは、要するに全単元の重要問題のことですが、個々の状況に合わせて、いつ取り組むかを決められます。

平面図形と比の相似を、「5年春にやってみよう!」「5年秋まで待とう!」というように決められます。

塾だと5年夏くらいに登場し、1~2回の授業で終わってしまいます。

その回数ではまだまだ不十分という場合は、もっともっと続けて良いのです。

学習単元のレベルは一定ではなく、濃淡がありますので、ここは重要という単元には時間をかけられるのですが、それは自学自習の強みです。

 

通塾しない作戦(小学6年生)

難関校を目指して、通塾しないというのは、相当な猛者です。

特に、スピード不足で模試で活躍できないという傾向があります。

しかし、模試の活躍が目的ではありませんので、志望校の問題を解ききるスピードがあれば十分とも言えます。

算数はスピードだけが心配で、小学5年生で書きましたように「数の性質」「立体図形」「速さ」「場合の数」の4単元に力を入れ、入試問題を解きながら課題を見つけ、それに取り組んでいくという万全の対策ができる自学自習はメリットも大きいです。

※お勧め教材
小6集中立体図形
小6集中速さ
応用力をつける

よく、通塾しないとペースメーカーがないとか、意志が弱いと頑張れないとか、集団にいないと切磋琢磨できないと言われますが、ここで少々脱線します。

私は、アルバイト、サラリーマンとして塾講師歴23年で、その後、独立して個人事業主として一人で仕事をやっていますが、若くて無理ができたこともあり、サラリーマンのときの方が、仕事時間が長かったです。

勤務時間のみならず、通勤のときもパソコンを広げ、家でも毎晩4時くらいまでは仕事をしていました。

しかし、サラリーマン時代は、とにかく無駄が多いと思いました。

生徒や保護者のためにならない仕事、自分のスキルアップにならない仕事が多すぎます。

削ぎ落とすことができそうな業務も「例年やっているから今年も」という前例主義が蔓延っていました。

現在は、自学自習で頑張る生徒さんに万全な教材ラインナップでフォローすることができます。

それは生徒のためになる教材を作りたいという意思があり、作ったからです。

サラリーマン時代だったら、これだけ改訂を繰り返し、完成に近づけた教材の作成は不可能だったと思います。

「通塾」と「通塾せずに自学自習」の話と似ている話のような気がしますが、いかがでしょうか?

ペースメーカーや切磋琢磨よりも正しい作戦を立てることの方が遙かに学力向上になります。

とは言いましても4教科、正しい作戦を立てることは、簡単ではありません。

正しいと思っていた作戦が大外れになるかもしれません。

そのため、上に書きました通り、6年生でも通塾せずに難関校を目指せるのは、少々の作戦ミスでも問題なく成長していける相当な猛者だと思っています。