小3鍛える算数文章題

3年生が文章題を解く目的は「問題文をしっかり読むこと」と「状況を把握する練習」です。
その2点が出来ていないと解けないような問題を作りました。
市販の3年生向けの教材は、問題文にある数字を適当に計算したら答えが出てしまうものが多いです。
この教材は、難しくはありませんが、問題文にある数字をそのまま使って答えが出る単純な問題を載せていません。
難しすぎず、簡単すぎず、でも、しっかり読まなければ間違えてしまう良いセンを突いた教材です。
読み取りが紛らわしくなりすぎると、狙った効果になりませんので、クイズのような捻りではなく、普通に読み取れば解ける問題にしました。
先取り学習ではなく、小学4年生以降に塾で教わるような問題はほとんど入れていません。
3割くらいは推理系です。
表を書く習慣をつけてもらいたいという狙いの問題です。
7割を占める残りの問題は、小学3年生でもがんばればできる問題で、言いかえると、小学3年生のときにしかやることがない問題です。
褒めて伸ばすという教育方針もありますが、それは「褒める」→「自信がつく」→「学力が上がる」という論法ですが、できなければ、自信はあっという間に消滅します。
単純な教材で、大量に○が付いて、気分良くという教材ではありません。
自信よりも、しっかりした捉え方の練習をして力をつけたい人向けの教材です。
算数教材塾・探求の小学3年生用の教材は、
- 小3鍛える算数書き出し…書き出し中心
- 小3グランプリ算数思考力…思考系の応用問題
- 小3鍛える算数文章題…小学校の算数とはひと味違う文章題
- 小3対話式算数J…4年生で扱う内容の作業版
という構成です。
コンセプトが明確ですので、これが必要と思われた方は、ぜひ、よろしくお願いいたします。
小3鍛える算数文章題の特徴
- 毎回8問で、全8回です。
- 易しい問題も必ずひねりが入っています。
- 「丁寧に読んでイメージして考える」という基本動作を習慣化することを目指した教材です。
- あっさり読んであっさり解いて間違えやすいお子様に、意識を変えてもらえる問題です。
- できなかった問題は教えても良いですが、解き方を覚える必要のある問題ではありませんので、理解できれば十分です。
- 数か月あけて、再チャレンジすることをお勧めします。