対話式&語り式算数

塾の授業を1回聴いてしっかり理解することは大変です。

それならば授業を2回以上受ければ問題は解決します。

例えば映画でも、何回も観ると、それまでに気がつかなかった細部まで目が行き、奥深さを味わうことができます。

授業も同じです。

万遍なく反復するのもいいですが、あやふやなところだけ何回も授業を受けた方が効率が良いです。

しかし、それは現実的ではありません。

それが可能となるのは書物だけです。

書物は重要なところや分かりにくいところは何回も読めますし、分かるところはサラッと読み飛ばせます。

本来、学問は書物から学んでいくはずですが、なぜか中学受験は書物が軽視されているのが不思議です。

 

対話式&語り式算数TypeSは、サピックスのテキストの解説書です。

ただの解説書ではありません。

授業で講師と生徒のやりとりを再現したものです(生徒の会話は5年生用のみ)。

この解説書を読むことで、授業をもう1回受けることになります。

しかも、授業で講師が説明する以上に深い話をします。

じっくり読んでいくと、授業を受けるよりもずっと奥深く本質がつかめます。

たくさん問題を解くよりも、何回も授業を受けることが学力向上の近道です。

 

 

対話式&語り式算数TypeSの使い方

 

授業を受けた日か翌日に、お子様自身でじっくり読む

意味の分からないところは飛ばしたりせず、お母様やお父様といっしょに考えることがポイントです。

読書のように音読するだけでも効果があります。

 

お母様がこの教材をしっかり読んでお子様に教える

あまり推奨しませんが、お子様の状況によってはこういう使い方もありです。

 

復習後、最後の総仕上げとして対話式&語り式算数TypeSをよく読む

異なった視点から刺激を受けることになるので、ものの見方の幅が広がります。

余裕のあるお子様向けです。

 

予習用に使う

推奨していませんが、お子様の状況によってはこういう使い方もありです。

具体的に状況をお伝えくだされば、対話式&語り式算数TypeSのいろいろな使い方をアドバイスいたします。

 

ぜひ使って欲しいお子様の特徴

 

授業中の集中力や理解力が不足し、100%吸収できないお子様

講師の説明を聞き逃すことが多いと、ボディーブローのように響きます。

現在の成績よりも、説明を聴く姿勢の方がずっと重要です。

 

授業がものたりないお子様

集団塾ですと、4科目総合でクラスが決まっていると思います。

6年生になるとブロック内での移動があるようですが、5年生や大規模校ならば算数は得意だから授業がものたりないと感じるお子様もいることでしょう。

5年用は★3つまで、6年生用はEまでしっかり説明していますので、各自の学力に合わせてご利用いただけます。

背伸びしすぎはマイナスですが、適度な背伸びは学力向上には必要です。

 

理由にこだわるお子様

どうしてそうするのかという理由にこだわるお子様は伸びます。

ですが、それを伝えてくれる環境にいないと、芽が出ないで終わります。

他の塾よりは少ないと思いますが、サピックスにも解き方だけ教えて終わりという講師もいます。

理由にこだわり、応用力の基盤をつくって欲しいと念じながら、解説を書いています。

 

読書が好きなお子様

解説書という書物ですので、精読しなければ効果はありません。

逆に言えば、授業についていくのはきついけど、読書が好きで、活字なら頭に入るというお子様にはなくてはならない存在になると思います。

 

復習はしているのに成績の上がらないお子様

簡単に言うと、勉強の仕方が合っていないと思います。

やってもできないというのはありえません。

問題を解いても力がつかないのでしたら、視点を変え、解説を読んで理解力を上げることに力を入れるべきだと思います。