タイトルだけで十分伝わるかもしれません。
現在、スカイプ指導の生徒さんに暗算の練習を勧めています。
3年生の子の上達が早く、もう私のスピードは軽く追いこしています。
3年生は驚異的に成長するなあと改めて実感しました。
今回の内容は、1年生や2年生にも当てはまるかもしれませんが、そういうシーンを実際に見たことがないので外します。
4年生以降よりも3年生の方が成長が早いと思っています。
ポイントは、タイトル通り、同じことを繰り返すことと負荷をかけることです。
いろいろなことをやっては効果半減だと思います。
同じことというのは、単純なルールでシンプルなものですが、負荷をかけるというのは戦略的な要素の強いものです。
それに該当するものは案外少ないものです。
今回挙げますのは、以下の3つです。
- 将棋や囲碁
- ナンバープレイスやカツクロなどの算数パズル
- 百ます計算(暗算で2桁×2桁)
将棋や囲碁は興味を持って取り組み、かなり強くなって大人顔負けのレベルになると、負荷がかかると思います。
誰でもその状態になるとは言えません。
ナンバープレイスやカツクロなどの算数パズルは、相性があると思います。
ナンバープレイスとカツクロだけ挙げましたが、他にもいろいろ面白そうなものがあると思います。
なにかピンとくるものがあったら、挑戦時間30分以上の大人でも苦労する問題まで取り組めると、負荷がかかると思います。
上の2点がダメならば、百ます計算を暗算で取り組むと良いと思います。
「暗算」「タイムを測る」ことが前提です。
暗算で計算力が上がれば、算数パズルを楽しめるように変わるかもしれません。
塾で使用している教材や市販の思考系の問題は万人受けするようにバラエティに富んでいますので、鍛えられるという視点で見ると物足りないです。
当教材の小3鍛える算数書き出しも書き出しに特化していて、塾の使用教材よりは鍛えられますが、上記の3点の鍛え方とくらべると、バラエティに富んで楽しい教材となります。
楽しんで解けば良いと考えるか、鍛えたいと考えるかによって、取り組み方が変わると思います。
また、同じものを取り組むことにはなりませんが、大手塾の先取り学習(1年先)は相当な負荷がかかります。
それを解き方を覚える質の低い勉強にならないで取り組めるならば、かなり鍛えられます。
先取り学習だから簡単な問題だけ取り組むことにしていると、解き方を覚える勉強になり、学習効果がほとんどないことになるかもしれません。
もちろん先取り教材としてお勧めしますのは、3年生なら「小4対話式算数」です。
難関校を目指すならば、3年生のうちに負荷をかけた学習で鍛えていくと良いと思います。