予習シリーズ2023年版の4年上算数、5年上算数を自費で購入しました。
ときどき、スカイプ生にこれで教えてくださいとPDFファイルをいただきますので、目を通す機会はありますが、自費で購入するのは初めてです。
目的は、解説書を書くことです。
さて、4年上の第1回を開きました。
かなりレベルが高いです。
難しいという意味ではなく、良い教材という意味でレベルが高いです。
予習シリーズ4年上は、2021年に改訂し、演習問題集はスカイプ指導で使っていましたが、予習シリーズの例題などはしっかり見ていませんでした。
冒頭で、かけ算とたし算の関係から説明が載っているのは良いと思いました。
もう少しパラパラ見てみると、第2回の計算では、小町算まで載っています。
奇しくも当教材の対話式算数と同じです。
パクられたわけでは無いと思いますが、計算だけでは面白くないという想いが同じなのだと思います。
小学4年生の1回目は「大きな数」から始まるつまらない意味のない授業というイメージでしたが、いまの予習シリーズではそういう要素は排除されています。
とは言いましても、完璧ではありません。
「これはこうやれば求められます」というマニュアルのような書き方が、個人的には好みではありません。
「もっと理由を伝えたい」「もっと良い書き方を伝えたい」という気持ちが湧いてきました。
さっそく第1回の解説を書いてみました。
問題は例題や基本問題や練習問題から合わせて4問ピックアップして、その4問をしっかり読めば、予習シリーズを学習する壁がとても低くなるだけでなく、学習効果が上がると思います。
使い方としては予習シリーズの予習に最適だと思います。
良い書き方で解くということだけでなく、受験算数の考え方、思想、哲学などもしっかり記述していますので、プロ家庭教師に教わっているくらいの学習効果があると思います。
塾講師でも、こういうことを上手く伝えている講師もいると思いますが、そうでない講師もたくさんいますし、授業でいくら伝えても、授業中に吸収できない可能性もあります。
なぜか生徒の立場になると、解き方を聞くときは集中するけど、哲学の話のときはボーッとして聞いていないという生徒が多いです。
DNA的に解き方さえ教わればテストで点数が取れて目的達成という考えが出来上がっているのかもしれません。
しかし、それではダメです。
とは言いましても授業中に100%吸収というのは難しいので、解き方だけ身につけるというスタンスでも仕方が無いと思います。
後伸びを期待して、当教材の解説書で、その単元にまつわる、考え方、思想、哲学を身につけて欲しいと思います。
現在、第1回だけ書き上げましたが、第5回まで書きましたら、特別体験価格550円で販売いたします。
11月中には完成させて販売を開始したいと考えています。
それと並行して5年上も書いていく予定です。
ご期待下さい。