低学年向け算数をできるようにする方法

先日、極論すれば、3年生は暗算を鍛えることがすべてという主張をしましたが、それのつながりで、3年生の学習について書いていきます。

とは言いましても、4年前のブログの振り返りです。

2019年版に大幅に書き直します。

 

まず、ちまたに魅力的な商品の溢れていている能力開発グッズ(知育グッズ)です。

私自身、あまり興味がなく、ほとんど知らないのですが、知育グッズは、算数に興味のない子に興味を持たせるためのものでもあります。

能力向上よりも興味を持たせることが目的です。

いろいろ知育グッズはやったけど、効果があったかな?と思われる方が多いですが、目的がずれているからだと思います。

 

とは言いましても、知育グッズにも効果のあるものはあるはずです。

それについて少々書いていきます。

あらかじめ断っておきますが、あくまでも個人的主観によるものです。

こういう実験をしたら、こういう効果があったというものではありません。

 

大きく分けて、数系のものと図形系のものがあります。

平面図形や立体図形のセンスを磨かなければ!という、一種の強迫観念にかられる場合もありますが、中学入試の図形はほぼテクニックです。

図形センスはテクニックの習得でカバーできます。

その意味では、低学年のときの能力開発は不要といえば不要です。

やらないよりはやった方がいいかもというレベルで捉えた方が良いでしょう。

図形系の知育グッズは高額のものが多いので、投資という気持ちで購入なさる方もいると思いますが、それは辞めた方が良いと思います。

 

それから、手を動かす系と目を動かす系です。

手を動かすというのは、レゴなどの図形をつくるもの、ジグソーパズル、ルービックキューブなどです。

目を動かすとは、プリントやカードです。

また、アルゴゲームのような対戦系もあります。

 

手を動かすようなものは魅力的なものが多いですが、これは効果が高そうと感じるものはありません。

バランス感覚の向上とか戦略的な要素があるものなら良いかもしれません。

目を動かすものに絞っても良いと思います。

 

アルゴゲームは、以前、指導員をしていましたが、勝つために必死で戦略を立てる子じゃなければ意味がないと思いました。

ほとんどの子は勘でやっていますが、それでは効果はないのではないでしょうか。

昔ながらのトランプの方が、七並べにしても、神経衰弱でも、ポーカーでも、単純なだけに戦略を立てやすく効果がありそうです。

手を動かす&戦略も刺激が高いと思います。

テトリスなどは少し図形のセンスに貢献しそうです。

 

勉強面を伸ばそうというときは、遠回りして知育グッズに取り組もうというより、ストレートに机に向かったり書物を読んだりした方が良いと思います。

なぜか裏技的なことが魅力的に映りますが、あくまでも裏の技です。

計算を暗算レベルのハードルの高いものをしっかりやっていくことをお勧めしていますが、それは前回書きましたので、今回は割愛します。

今回は、通塾についてと、先取り学習についてを書きます。

 

早くから塾に行った方が良さそうだとか、塾の低学年生向けの教材は魅力的に映りますが、学習姿勢を身につけること以外に、どういう効果があるのか読み取れないものが多いです。

低学年担当の講師に「どういう効果があるんですか?」と聞いたことがありますが、納得のいく説明を聞いたことがありませんでした。

1番まともな返答が、「子供たちが楽しんでいる」だったと思います。

 

塾としては、小学1・2年生からの通塾は、青田買いが最大の目的です。

それも分かった上で、通塾に利点があると思う方が利用するのは良いと思いますが、通塾しなければ…というものではありません。

そういうことなので、どこの塾が良いというものはありません。

大手塾ならば1~3年生の低学年用スタッフと、4~6年生の高学年用スタッフが異なりますので、つながりもありません。

エース級の講師が優秀な生徒さんをがっちり確保するために3年生を担当するケースはあります。

強いていえば、中小塾は内容が過激な場合がありますので、よく調べてから通塾を始めた方が良いと思うくらいです。

 

低学年から通った方が、受験直前で苦しくなったとき、熱心に見てもらえるという意見の方もいますが、それはあまり気にしない方が良いと思います。

決して早くから通っていたら上客になって良い扱いをされるわけではありません。

 

先取り学習は、私は賛成の立場です。

しかし中途半端な先取りならば、よほど上手く戦略を練らない限り意味がありません。

中途半端ではないというのは、4年生までに塾の5年教材をしっかり終わらせるという意味です。

上位クラスの生徒さんが受ける確認テストで8割以上(偏差値60以上)で合格です。

それができそうなら先取り学習の効果は大きいです。

先に先に進めるのではなく、しっかり反復もしながら先に進めることがポイントです。

 

その他の部分や、算数教材塾・探求で強くお勧めしています、書き出し練習については、また、後日書くことといたします。

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