6年生は、各種模試も終盤となり、過去問演習に力が入っている頃だと思います。
過去問をやって、解けない問題は、大抵、解説を見て、納得して終わりだと思います。
納得できなければ、塾の先生やお父さん、お母さんに質問、あるいは家庭教師などに質問すると思います。
しかし、このような学習は、あまり力がつかないと思っています。
解けるかどうかが大事なわけで、解説を見て納得できるかどうかではないからです。
スカイプ指導などで、これは怪しいなと思ったときはしつこく確認していますが、そうすると、解説を都合良く解釈していることが多く、ひどい場合は「この式で求められるからです!」と論理が破綻しているケースもあります。
忙しい受験生にとっては、過去問の解説を読む作業は、前進していない作業、いわば罰ゲームみたいなもので、手っ取り早く理解して終わらせて、再度、前進したいものだと思います。
そうすると、辻褄合わせのような勉強になりがちです。
私は、過去問を解いて○付けをしたあとは、弱点のテーマ(主に典型題)が見つかったら、テキストに戻ることを推奨しています。
過去問の解説を見て終わりではなく、一から学び直して、深く理解した方が身につきます。
例えば5年生のときにやった内容ならば、5年生のときよりは深く吸収できるはずです。
首都圏の受験生ならば、まだ、入試まで2ヶ月も時間がありますので、テキストに戻って丁寧に易しいところから順を追って身についているか確認していく作業ができます。
できますというか、やるべきだと思います。
過去問を10年分やるよりは、半分にして、処理をしっかりやった方が効果が高いのはいうまでもありません(学校によりますが)。
そこで、この時期に、上記の学習に適した教材をお勧めいたします。
小6対話式算数2019です。
小6対話式算数は2018年まで1話5テーマで、全44話でしたが、特定単元だけをしっかり身につけたいという受験生のお役に立ちたいということで、各テーマごとに切り離し、販売することにしました。
これはいらないかなと思ったテーマは削ったり合併したりで、全124テーマとなりました。
タイトルをご覧くださいましたら、おそらく、「あっ、これ理解不十分だ!」というものが誰でもあると思います。
塾の残りの期間で、不十分な問題を扱う可能性は低いと思います。
林修先生のように、やるのは「今でしょ!」と強く言いたいです。
1テーマは(A4のページ数-1)×50円+消費税で販売いたします。
ページ数の多いテーマは、最高で15ページ(700円)ですが、2ページ(50円)や3ページ(100円)のテーマも数多くあります。
そそられるテーマが必ずあると思いますが、まず、ご確認願います。
※価格は、ご注文ボタンを押してくださいましたら表示されています(もちろん、そのボタンで注文決定ではありません)
この時期、たくさん問題を解きたいという気持ちになりがちですが、入試に出る問題を、すべて事前に解くことはできません。
特に昨今の難関中学では、典型題の出題が少ないので「これやったことがある」という問題の出題はまず期待できません。
仮に同じテーマの問題だとしても、まったく同じでなければ、しっかり理解していないと、解けないと思います。
問題を解くことよりも、深く理解することで、最後のひと伸びが成し遂げられると思います。
小6対話式算数は、手前味噌ですが、市販の教材よりは、分かりやすくなっています。
100~200円でお試しし、これは活用できると思ってくださいましたら、どんどん選んでいくというスタイルをお勧めします。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。