担当はとても良い講師です

今回のブログはややひがんだ意見ととらえられるかもしれません。

保護者様の立場、生徒さんの立場、そして教える方の立場の違いにより、タイトルの「良い講師」の基準も異なる場合があるからです。

その前に、少々対面家庭教師の宣伝をさせてください。

 

対面家庭教師の募集を行います。

ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

  1. 6月30日午後-東京東部
  2. 7月7日午前-東京南部・神奈川
  3. 7月14日午後-東京・神奈川・千葉・埼玉南部
  4. 7月21日午後-東京・神奈川・千葉・埼玉南部

交通費込みで、1.5時間15000円、2時間19000円、2.5時間22000円、3時間25000円(いずれも税抜き)

1番の6月30日は、日が迫っていることもありますので、30%OFFとさせていただきます。

教材はお子様に合う教材を作成し持って行くことも可能です。

どのようなご要望にも応えたいと思いますが、不可能と思われる場合は事前にお断り申し上げます。

事前にお電話で指導内容を決めさせていただきますが、その際、受験勉強全般のご相談も歓迎いたします。

通塾生のセカンドオピニオンとしてもご利用願います。

ご依頼はこちら

 

では、本題に入ります。

タイトル通りですが、塾の担当講師については、「良い講師に当たった!」「外れ…」「普通。」など様々な感想があると思います。

塾講師の善し悪しは、塾なので簡単です。

簡単に書きますと、過度のストレスを受けることなく成績が上がることです。

それが出来ていれば良い講師です。

人格も優れていることが望ましいですが、学力を伸ばす方が求められていると思います。

 

お子様によっては、「あの先生、ちょーわかりやすいよ!」と言って、良い講師であるという認識でも、実は外れの講師の可能性もあります。

相対的な成績を上げていくのはなかなか難しいので、成績が上がっていなければ、外れの講師と決めるのは厳しいですが、その場合は、家での勉強の取り組み方で判断すると良いと思います。

家で勉強するとき、テンションが上がっていれば、良い講師の授業を受けているといえます。

ダラダラ勉強しているようであれば、外れの講師かもしれません。

 

今回、どうしてこのようなブログを書いたかと言いますと、スカイプ指導の生徒さんに、態度が良くないと思い、叱責したとき、こういうケースでも穏やかに一言だけ注意して終わらせ、問題が解けたら煽てて乗せていけば、「あの先生、最高だよ!」とでも言われて、良い関係になるんだろうなと思ったからです。

良いお兄さん、良いおじさんになりたければそれでいいと思うのですが、それは良い講師とはいえません。

 

塾の学力別のクラスの場合、上のクラスにいくと、「これ覚えてきなさい!」「どうして覚えないんだ!」というように厳しくなります。

ところが下のクラスにいくほど「これじゃ、だめだよ~」程度で、厳しくは叱られません。

厳しい表現になりますが、どうしてそうなるかと言いますと、諦められているからです。

どうせ身につけない子供たちだから、注意しても無駄で、それなら楽しく進めて辞められないようにしよう。

こんな心理になりがちです。

ベテラン講師になるほど、このような傾向があります。

 

上位クラスはお子様が良い講師と思えば、そう受け止めて良いと思いますが、下位クラスはそうでは無いということです。

塾でこのような扱いをされているのに、お子様は「良い先生だから塾は楽しいよ」と親に伝え、ストレスフリーで楽しく勉強できいて良かったと思えるのなら、それでいいですが、そんなことはあるはずがありません。

実際問題として、下位クラスの生徒さんはとても楽しそうですが、いつまでも同じメンバーになりがちです。

昇級が少ないということは、学力がつかない指導体制と言えるのではないでしょうか。

 

家庭教師の場合、お客様から直接お金をいただきますので、保護者様の期待に応えず、煽てて楽しくしているだけだと申し訳ないと思いがちですが、集団授業の場合は、良い雰囲気にすることが重視されやすいような気がします。

夏期講習も近づいていますが、夏期講習を休むことなく参加すれば、大きな効果が約束されているわけではありません。

授業で教わったことをしっかり身につけようという意識で、家でテンションを上げて復習できるかどうかがすべてです。

良い講師でなければ、授業料を払って塾に参加する必要は、私は無いと思っています。

必要が無いどころか、時間のロスを考えると、マイナスです。

授業料を支払う価値があるのかどうかを、お子様の家庭学習の態度を最重要視していくことが、結果的に、お子様の学力につながると思います。