マンスリーテスト対策は頑張るべきか

またまた久しぶりのブログとなってしまいました。

結局、先月は1本も書きませんでした。

なかなか軌道に乗れず、地団駄を踏む思いですが、6月になり、心機一転、気を引き締めています。

特にこの1年間は、集大成のつもりで、仕事に没頭する所存でございます。

(仕事を辞めるというわけではありません)

 

6月は、例年は夏に向けてスカイプ指導募集強化月間とでも言えるくらいに集客に意識が傾いている時期になりますが、今年は目の前の仕事に明け暮れ、ブログにまで手が回らない状況です。

とは言いましても、夏のスカイプ指導は受け付けておりますし、特に、「夏のみ」のスポット参加は大歓迎です。

 

では、本題に入ります。

大手塾でも中小塾でも範囲の決まっているテストを月1回はやっていると思います。

クラスの昇降が絡むと、テスト2週間くらい前からそわそわし、1週間くらい前から点数がとれるように気合いを入れて頑張っているのではないでしょうか。

しかし、塾講師は職員室などで「あの子は範囲の決まっているテストに強いだけ」というような評価をしていることがあります。

もちろん褒め言葉ではなく、無意味な努力とでも言わんばかりの低評価です。

テスト前にしっかり対策して、良い点数を取ることは、大切なことなのか否かを書いていきたいと思います。

 

テストをゲーム感覚で楽しんでいるのであれば、しっかり準備しても良いですが、点数を取るための勉強は、質の低い勉強になりがちです。

忘れないように10回くらい大声で唱える暗記の仕方をする子もいるかもしれませんが、客観的にそういう姿を見ると、ゾッとします。

勉強はそういうものではありません。

前述の塾講師の低評価も質の低い学習になっていることを指摘しているわけです。

マンスリーテストの偏差値と、6年後期の総合テストの偏差値は、ピッタリ一致するわけではありません。

一致するかどうかは、運というよりも必然性があります。

「この子は良い点数を取っていてもダメだろう」となるわけです。

 

算数の質問などのとき、初めは理解しようとしているかもしれませんが、難しいと、切り替えて「答えが出る式を教えてください」となりがちです。

理解できなければ、答えを出しても意味が無いと思いますが、宿題の消化など別の目的で答えを出したいのだと思います。

それと、範囲の決まっているテストの勉強は似ている心境ではないでしょうか。

目的は理解することですが、テストの存在があると、目的が点数を取ることになってしまいがちです。

スカイプ指導のとき、通常では、たびたび「それじゃ、まるで応用問題につながらないね」と言って暗記の算数を否定していますが、「数日後テストなので、今日は対策をしてください」と言われますと、なかなかそういう否定をするのもためらいます。

 

質の低い勉強になるのは算数だけではなく、国語も理科も社会もすべてに当てはまります。

では、なぜ、塾で範囲のあるテストをするのかと言いますと、深く理解しながら学習する子もいるからです。

全員、質の低い勉強になっている状況ならば、範囲のあるテストは辞めるのではないでしょうか。

現在、質の高い学習ができていて、なおかつマンスリーテストに向けて燃えているお子様でしたら、文句の付けようもありません。

マンスリーテストの対策をすることが良い悪いではなく、点数を取るのに目を向けすぎて質の低下に気がつかない勉強がいけないという意見です。

 

前職では、算数の月例テストは、テキストに載っている易しめの問題の数値を替えた基本編50点分と、一応範囲通りですが、入試問題から本格的な問題を集めた実力編100点分で合計150点のテストでした。

S塾のテストに慣れていたので、入社した頃は、惨いテストするなぁと思っていましたが、そのくらいのテストをしないと、質の低い学習を防げないのではと思います。

 

目先の点数ではなく、質の高い学習が大切なことは誰でも分かっていると思いますが、相当、意識しないと、質の低い、テストが終わったらいつ忘れても不思議ではない学習をしてしまいそうです。

月例テスト1週間前の学習としましては、忘れないように解き方を眺めておくくらいのことをした方が良いとは思いますが、それ以上のことは、長い目で見ますと、意味が無いような気がいます。

これは決してテスト勉強をするなと言っているわけではありません。

テストがあってもなくてもルーティンは変えずに、1週間かけて復習し、それが終わったら、その単元は終了で良いということです。

直前に総点検や、すべて解き直しなどの学習メニューを追加するのではなく、毎週同じような学習で十分です。

 

もっと言いますと、月例テストの対策をしている時間があるのでしたら、女子中堅校を目指している子ならば、特殊算を学習した方が効果がありますし、難関校を目指している子ならば場合の数を学習した方が効果があります。

 

受験勉強はマラソンに例えられますが、それほど似ているわけでもありません。

先頭集団にいても、学習の質が悪ければ脱落しますし、その集団にいなくても、質の良い学習をしていれば、後々、頭角を現します。

6年後半になってぐっと伸びてくるタイプは毎年のようにいますが、それが1つの理想だと思います。

クラスがカースト制のようになり、なかなか「範囲の決まっているテストの準備は控えめに」とは言いにくい面もありますが、長い目で見ましたら、特にしっかり準備をすることがマイナスになると思います。

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