いままで何回か書いたことのある内容ですが、対話式スカイプ指導の宣伝、対面指導の募集も兼ねまして、書いていこうと思いました。
まず、対話式スカイプ指導ですが、指導をご希望の場合は、基本的にお問い合わせフォームから送信いただいております。
それを見ましたら、当日か翌日に、直接こちらからお電話を差し上げています。
なぜお電話を差し上げているかと申しますと、スカイプ指導でできることと、できないことをきちんと線引きしてお伝えするためです。
期待されましても、実現不可能なことでしたら申し訳ありませんし、スカイプでちゃんとした指導はできるの?と不安の方(本当に不安の方はお問い合わせしないと思いますが)に等身大の概要をお伝えし、不安を取り除きたいと思っています。
ここ数ヶ月は、その1回目のお電話で、ほぼ成約というところまで決めてくださる方が100%だったと思います。
こんな初歩的なことを、いままで通塾している塾からも、いろいろ当たっている家庭教師からも聞くことができなかったの?と不思議な気分になることが多いです。
具体的に、お電話の内容を書いてみますと、主な指導スタイルのパターンや主な目的をお伝えしたりお伺いしたりし、それに学力・時期・志望校を考慮して、必要な学習をお伝えし、それを踏まえて、欠けていると思われる点、問題のない点をお伺いし、塾の予習・復習と絡めてどういう比重で取り組んでいくかということをお電話で話しているに過ぎません。
しかし、そのくらいまでお話ししますと、お電話をかけて始めの数分とはまるで異なる信頼を寄せてくださっている印象になります。
不安よりも確信が大きく上回ったからだと思います。
他の家庭教師は、営業トークで一体何をお伝えしているんだろうと疑問でしかありません。
偏差値○○上げたとか、御三家○人合格したとか、元○○塾の○○講座担当とか、そういうアピール中心なのでしょうか。
そういう嘘か誠か分からない話を聞いて、我が子も偏差値上がるかも!と期待を持てる方はそういう家庭教師を選ぶと良いと思います。
インターエデュでは、写真で合格証書を見せてもらったり、LINEのやりとりを要求したりということが書かれていますが、それが事実であったとしても、学力の全く異なる子に関係あるのでしょうか?
私がアドバイスできることは「指導パターンがバラエティに富んでいるか」に尽きます。
正直に申しますと、私が担当している生徒さんでも、なかなか成績が上がらない子もいます。
しかし、決して成績上昇を諦めていませんし、手をこまねいているわけではありません。
そんなことはどの講師も営業トークで言いますが、私の場合は、数回単位で、しっくりこない方法は辞めて、新しいスタンスを取り入れます。
昨年の生徒さんで、書くのが速すぎる子がいて、それが原因でミスが多いことに気がつきました。
その後、書くところをチェックして、速くなりそうになったら交通違反を取り締まる警察官のように「ストップ!」と叫び、かなり改善したと思います。
冗談のように聞こえますが、そんなところにも成績上昇のきっかけがあります。
平面図形と比や損益算は、理解が高度なので深追いしても厳しいので、割と軽く先送りしたりもします。
そのように、いろいろな生徒さんに合わせて取り組むことを心がけています。
分からない問題を教えるだけでは半人前の講師だと思っています。
指導前の面接で、指導スタイルがアイデアに満ちあふれていてバラエティ豊かで、どんな状況の子にもしっかり対応できそうかを判断すると良いと思います。
さっき少し触れたので、もう少し深く書きたいことですが、元○○塾の○○講座担当という肩書きを見ますと、つい、その学校に受かるノウハウを豊富に持っていると思いがちですが、集団授業と1対1の家庭教師は求められるものが違います。
フィギュアスケートとスピードスケートくらいの違いがあると思います。
また、ノウハウをきちんと伝えることが難しいです。
例えば、開成の算数で満点を取れる講師に教わっても、お子様が満点を取れるようになるのは次元が違います。
ノウハウの伝授もそれに近い話です。
結局は、30分くらいお話しして、上記のような指導スタイルについて聞くことができれば、どの講師が良いか判断できると思います。
ちなみに、私が保護者なら、選ぶポイントは下の点です。
- 1ヶ月の支払い額は週1ならば5万円まで。
- 1回の指導時間を選べる
- 成功に導いた生徒さんを、その要因を分かりやすく伝えられる力がある
- 指導と管理についての持論を分かりやすく伝えられる力がある
1は、そのくらいの予算で良い講師はいるはずです。
2は、さすがに、対話式スカイプ指導のような1時間というのは難しいと思いますが、1時間30分くらいで設定してくれる講師が良いと思います。
2時間指導だと、集中力を続かせるために、雑談が入る可能性大です。
雑談無しで短い時間で終わってくれた方が、私は好みです。
お子様が雑談好きならば、お金はかかりますが仕方がないです。
3・4は大切な部分です。
そこに納得できるかどうかだと思います。
講師の学歴・経歴は、上記の合格実績と同じで不確かかもしれませんが、それを大いに参考にしたい方は参考にすると良いと思います。
ちなみに、私は、学歴・経歴は、HPに載せていること以外は伏せております。