対話式算数第26話:つるかめ算

特殊算の第2週目は、ミスター算数の「つるかめ算」です。

 対話式算数はスタンダードなつるかめ算は面積図です。

弁償するようなマイナスの概念が出てくる問題は、表を利用して規則性にします。

後半はつるかめ算の応用も入れています。

先週から和と差の問題に入っていて、その2週目ですが、4年生の全48話から考えると、先週の第25話が後半のスタートでした。

それに伴って、シロ君が衣替えしています。

今回の画像は、衣替えのあとのシロ君のシャツです。

 

  興味のある方はこちらにどうぞ

 

 

第26話:つるかめ算①の概要

 

26・1

まずは、あてはめでつるかめ算の問題を解きます。

算数は、分からないときは当てはめという姿勢が大切で、こういう教材で、そのような姿勢が身につくことを願っています。

つるとかめの長寿の話をしています。

つるとクマは同じくらいの寿命なのに、どうして「クマ」じゃなくて「つる」と「かめ」なのかということで茶くま君がややムッとしています。

面積図はていねいに説明しています。

どちらが縦でどちらが横かをはっきり理解していくような流れになっています。

文字の色を分けをし、図と式で色が一致するように工夫しています。

動物の足の本数の問題ではなくても、かけ算ができるときはつるかめ算になりますので、設定が違ってもつるかめ算でできることを理解して欲しいです。

 

26・2

3種類の動物が出てきますが、1種類を除外して2種類に変えます。

イカとタコの数え方の話をしています。

 

26・3

弁償系の問題は表でやることにしています。

規則性の問題であると強調しています。

 

26・4

3数のつるかめ算で、解き方は3通りあります。

タイサンでは26・3と同じ解き方が良いと考えていますので、表で解いています。

※他は「面積図」と「平均を利用して2数にする方法」です。

 

26・5

最終テーマはジャンケンの問題ですが、4年生にしてはハイレベルです。

メインはつるかめ算で説明していますが、別解として和差算でも説明しています。

和差算の方が身につきやすいと思います。

 

練習問題

 

番号 講評
1 A   基本です。面積図で解きましょう。
2 A   基本です。面積図で解きましょう。
3 A   値段の問題もつるかめ算で解けます。面積図で解きましょう。
4 A   使った金額を面積にします。
5 B 2点の問題を取り除いたときの正解数と得点を求めましょう。
6 B 十の位から10円玉の枚数を決定できます。数の性質の要素もある良問です。
7 B 弁償系の問題です。表を書いて規則性を考えましょう。
8 B 7番と設定は違いますが、同じ仕組みの問題です。
9 B 初め、手元に100個ありますが、それを正しく考えましょう。
10 C 初め、ミカンを0個にして値段の差を考え、それから規則性を利用します。
11 C 初め、BとCを0個にして合計値段を考え、それから規則性を利用します。
12 C 初め、Cを0冊にして合計値段を考え、それから規則性を利用します。
13 B ジャンケンの回数の求め方を理解しましょう。つるかめ算の面積図でも和差算でも良いです。
14 C 負けると反対方向に進むので、和差算の方が解きやすいと思います。
15 C ジャンケンの回数を求めるところが最大のポイントです。プラスとマイナスのたし算ではありますが、ルールではなくイメージで理解して欲しいです。

※「難」は難度は以下の基準です。
A:確実に解けるようにしたい問題
B:サピックス偏差値50以上を目指す人向けの問題
C:サピックス偏差値60以上を目指す人向けの問題
D:特に難しい問題

※「要」は重要度で以下の基準です(B・C・Dのみ表記)。
ゼ:絶対に解けるようにしたい重要な問題
テ:よく出る典型題
ヒ:捻りのある問題
サ:地道な作業が必要な問題

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