必修例題1
売買損益算は式で身につけるのが最も効果的だと思います。
かけ算の式で、場合によっては逆算にします。
右に線分図がかいてありますが、基本的に線分図をかかない解き方が良いと思います。
最初の導入ではイメージをつかむために、線分図で、めもりなどをつけながら説明するのはありです。
必修例題2
これもまた、線分図はなくていいです。
(2)なら、400×□=260円
□=260÷400=0.65
6割5分で売ったということは~
→3割5分引だ!
こういう流れが良いと思います。
必修例題3
1.4倍と0.9倍をします。
普通の子は1.3倍にします。
線分図でそれではいけない理由を説明すると良いと思います。
この線分図が必要な問題に限って、予習シリーズに線分図が載っていないのが不思議です。
必修例題4
仕入れ値を①にする、売買損益算で最も重要な基礎の問題です。
必修例題5
突然、定価を①にする問題です。
この問題だけは線分図が大活躍します。
応用例題にしてもいいくらいです。
必修例題6
個数のある売買損益算です。
詰め込みますね。
対話式算数は、個数のない問題と個数のある問題を分け、3週間に分散していますが、予習シリーズは1週なんですね。
個数のある問題は、表のように書いていくと良いと思います。
応用例題1
もし、腐っていた12個が売れていたら、と考えます。
算数らしい考え方です。
売上が900円増えるので、利益も900円増えるというところがポイントです。
「売上増=利益増」ということです。
応用例題2
つるかめ算の登場です。
詰め込みますね。
四谷大塚では、面積図無しですね。
講師は面積図で教えていないのでしょうか?
基本問題と練習問題
基本問題で特に重要な標準問題→4
練習問題で特に重要な標準問題→1なし
練習問題で特に重要な応用問題→3・5
まとめ
売買損益算を1週間で終わらせるので、かなり大変です。
今週が終わったら「売買損益算は終了」とはせずに、今後、数週間、問題演習をしたほうが良いでしょう。
売買損益算は解き方の上手さが得点力に直結します。
上手い解き方を教えてくれる講師もいれば、そうでない講師もいます。
なかなか売買損益算が身につかないという場合は、解ける解き方を教わっていない可能性が高いです。
売買損益算は、難しい単元ではなく、解き方によって得点力に差が出る単元と考えると良いと思います。
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