必修例題1
円と角度の問題は必ず二等辺三角形があると考えましょう。
この問題にはありませんが、正三角形がある場合も多いです。
円の中心から補助線をひくことがポイントです。
必修例題2
円周率の導入のはずですがたった2行でしか説明していないのに驚きます。
こういうところから、予習シリーズは自学自習向けの教材ではないと言えると思います。
円周の公式を身につけましょう。
中心角120度ならば「÷3」でいいような気がします。
必修例題3
補助線をひいたら正三角形ができることがポイントです。
必修例題4
円の面積は円周よりも詳しく書いていますが、導入としては淋しい限りです。
これだけ淡泊だと、円周の公式と円の面積の公式が混同する恐れがあります。
必修例題5
0.57倍を使いたい問題ですが、円の面積を学習し始めた日なので、解説の解き方がいいと思います。
応用例題1
いくら応用例題とはいえ、円の面積を学習し始めた日に半径の分からない円の登場ですか…
先取り学習をしていた人以外は飛ばしが無難です。
応用例題2
これも円の面積1回目の授業でやるべきではないと思いますが、応用例題1よりはやってもいいと思います。
基本問題で特に重要な標準問題→1(6)・2・3
練習問題で特に重要な標準問題→なし
練習問題で特に重要な応用問題→1・2
まとめ
円周の公式、円の面積の公式を教わるだけでも大変ですが、それを教わった回なのに、練習問題や演習問題集のレベルが高すぎます。
四谷大塚はサピックスよりもレベルが高いときが多いですが、今回はまさにその回です。
週テスト、YTがあるからと無理矢理詰め込んでも長い目で見るとマイナスでしょう。
週テストの弱点はそこにあります。
目先の得点にこだわるばかりに、田んぼの上に立派な家を建ててしまうような学習をすることです。
毎週コツコツ学習して、7月までにこの第6回がマスターできれば充分だと思います。
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