これからの6年生用教材

あけましておめでとうございます。

みなさまに酉(とり)まして、幸多き年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

本年もよろしくお願いいたします。

平成29年元旦

 

これだけのブログならば、アップする必要は無いような気がしますので、

年明け早々しっかりブログを書いていきます。

 

昨日の2016年の大晦日に、小6集中割合第25回を公開し、これで全集中シリーズの作成が終わりました。

小4~6の対話式算数に加え、集中シリーズが10種類、グランプリシリーズが3種類で完結です。

基本骨格はこれでできあがったので、これ以上は必要なしだと思っています。

 

現在、作成しているものは、

入試対策教材の「入試で差のつく問題」の第19回の後半の解説と、第20回の解説全部ですが、

予定通り行けば、あと6日で終わります。

 

その後はどうするかということになりますが、まだまだ作成の手を緩めません。

2017年は小4対話式算数を新バージョンに変えます。

そして、小6の教材も強固なものにします。

基本骨格はこれで終わりと書きましたが、良問をそろえた教材はまだまだ出していきます。

単元別だったり、レベル別だったり、テーマ別にして出します。

 

典型題ならば、解けない人用に分かりやすい解説が必要ですが、

ひねりのある問題やおもしろい視点の問題であれば、ワンポイント解説で十分だと考えています。

ワンポイント解説と解答を用意し、それで分からない人には、掲示板で対応しようと思います。

 

ワンポイント解説ならば、教材費を戴くのは心苦しいです。

かといって、無料というのも…

結論はすぐに出ます。

小6対話式算数を年間一括購入してくださった方には、無料で配付いたします。

丁寧な解説がないとは言え、ヒントや解く糸口は書きますし、

分からないところは掲示板でやりとりできますので、あまり不自由は無いと思います。

本当のところを申しますと、集中シリーズをすべて完成させたにも関わらず、パソコンの中にまだまだ良問が眠っているのです。

このまま眠らせておくのはもったいないというか、この眠っている問題の方が必要という生徒さんもいると思いますので、編集し直すといったところです。

 

それから学校別教材も用意していきたいと思っていますが、こちらは従来の考え方を大きく変えました。

いままでは、過去問なら過去問集でやるはずだから、過去問以外の問題を用意したいと思っていました。

余談というわけではありませんが、サピックスの学校別SOやSS教材でとても良い問題があります。

サピ講師が作っているのかどうかは分かりませんが、ああいう問題が作れる人なら、年収2000万円くらいでスカウトする塾があっても驚きはしません。

それくらい存在価値が大きいと思います。

 

餅は餅屋というように、得意なことで勝負していけばいいわけなので、

私が学校別教材を用意するとしても、そのような新作の良問は作れないので作りません。

過去問から探すだけです。

 

でもよくよく考えてみると、学校の傾向に合致した問題を作ったり探したりして、

受験生にたくさんの問題を解かせることが重要でしょうか?

それよりも、問題数を控えて、その代わり分かりやすく且つ深く掘り下げた解説の方が必要ではないでしょうか?

問題を解く時間を減らし、解説を読む時間を増やすという考え方です。

 

新しい似ている問題選びにこだわるよりも、入試問題をそのまま使って、

その解説にこだわった方が、受験生にとって効果があると思います。

負け惜しみではなく、合格力をつけることを目的にした場合は、それが正しいと思います。

 

ということで、学校別教材は、基本的に過去問中心に選ぶことにしました。

その解説を白くま君と茶くま君のコンビで最高の解説を書き上げます。

 

まとめます。

2017年度に力を入れて作成する教材は、

  • 小4対話式算数の新バージョン
  • 小6ミドルクラス用の教材
  • 小6数系(数の性質・規則性・場合の数)
  • 小6易しめの総合テスト
  • 入試対策教材の学校別の対話式解説

 

現段階ではこのあたりを検討しています。

特に新4年生と新6年生の方には期待していただきたいと思っております。

それでは本年もよろしくお願いいたします。