サピックスは首都圏No.1の塾です。
TAPから数えると30年の伝統があります。
その間、中学受験に専念していることで、ノウハウの蓄積は他の追随を許しません。
新興のグノーブルにも注目ですが、サピックスの牙城が揺らぐこともないでしょう。
「サピックスは面倒見が悪い」、「御三家レベルじゃなければ行く価値がない」、「難関校向けだから教材が難しい」
こういった声が聴かれますが、すべてでたらめです。
強いものに対して心証が良くないからありもしないことを語っているか、イメージで語っているのでしょう。
とは書きましたが、やはり面倒見は良くはありません。
というより、面倒見の良い塾はあるのでしょうか?
どこの塾というよりも、気の利いた講師が運よく担当になり、
講師受けの良いお子様、保護者様がいて、初めて面倒見というサービスを受けられます。
それはサピックスでもありえますし、面倒見の良いイメージがある中小塾でも同じことです。
確かに、1クラス7名くらいで、有能な講師が担当すれば、とても大きな効果がありますが、
仮に4教科4人の有能講師が6クラスを担当し、年収800万円、テナント代月50万円のところで授業を行うとしたら、
年間で、{800×4+(50+x)×12}/(7×6)≒100万円の授業料となります。
xは消耗品代、光熱費、税金などです。
3年間で300万円で、模試代や教材費を加算すると、大手塾の1.5~2倍くらいです。
YTに参加したら、さらに凄いことになります。
また、その塾が事務員を雇ったり、広告など出したら、さらに上乗せされます。
こういう数字を見ると、いかに面倒見の良い環境を求めるのは難しいことだとお分かりだと思います。
面倒見の良い塾はないと断言できそうです。
ということで、塾選びにおいては、面倒見という要素を外した方が無難です。
結果的に面倒見が良かったらラッキーというくらいに留めておいた方が良いと思います。
逆に面倒見が良くて息苦しくて相性が悪いという生徒さんもいます。
「面倒見=プレッシャー」と言っても良いくらいですので。
「御三家レベルじゃなければ~」というのはよくインターエデュで見ますが、クラス分けしているので問題ありません。
下のクラスだと肩身が狭いと感じる方は避けた方が良いかもしれません。
教材(扱う問題)は講師が取捨選択し、家でも星の数をもとに勉強するので、レベルが高くてついていけないということもありません。
少なくとも4・5年生の間は、当教材の対話式算数の方が難しいです。
ということで、塾選びはサピックスを基準に考えることが無難ですが、
サピックスに通えばそれだけで、大手を振って受験勉強が順調に進んでいくかというと、決してそんなことはありません。
月並みなことですが、授業にしっかり参加して、ある程度吸収して家に帰り、家で反復の復習をして、
さらに余力があったら思考系の問題などもやってという学習が必要です。
それが欠けてしまうと、あとで、結果となって表れます。
せっかく学費を払って、サピックスに通っているのなら、しっかり効果を上げたいところです。
そのためのお役に立つためにご用意したものが、
当教材の対話式算数タイプS(5年デイリーサピックスの解説書)と、語り式算数タイプS(6年デイリーサポート解説書)です。
2月までの限定ですが、今年から従来の半額の1回400円にしています。
5年生は年間58回の授業があるので23200円です。
6年生は8月までのお付き合いとさせていただいておりますので、全45回の授業があるので18000円です。
5年生は年間授業料80万円、6年生は100万円だとすると2~3%くらい上乗せする感覚です。
消費税よりも軽くなっております。
悪いものを低価格というのは、私のとても嫌いなスタイルです。
良いものを工夫してお安く提供するというのが好きなスタイルです。
「それが隣にないと復習が不安」
「いまの成績が取れているのはタイサピ(対話式算数タイプSの俗称)のおかげ」
「5年生のときから知っていたら、状況がいまと違ったはず」
毎年のようにシャワーのように浴びさせていただくお言葉です。
地力があって、授業だけで十分という強者はタイサピは不要だと思いますが、
(奥深く説明し、教養を高めることもできるので、不要とまではいいませんが)
そういった一部の優秀なお子様以外の大多数のサピックス生に有効なものに仕上がっておりますので、
是非ご検討ください。