新学年の通塾生はスタートが肝心

2月から新学年がスタートしています。

あたりまえすぎることですが、スタートが肝心です。

 

6年生も、4、5年生も学年開始時はやさしい単元から始まります。

そこでしっかり学習スタイルを築いて、徐々に難しい単元に対応できるようにしたいところです。

スタートが良くても、最初がやさしいわけなので、

いつ脱落するか常に不安との戦いとなりますが、それは競争の世界では当然のことです。

 

良いスタートが切れているかどうかはもう判断できているころだと思います。

毎週の確認テストなどは数回行われていますし、

月1回の復習テストも、もうやっているころだと思います。

 

よく、慣れるまでに1~2ヶ月かかるとか言われますが、

それは新入塾や転塾の場合で、それも順応力がやや弱いお子様向けの話です。

 

学年の切り替わりでつまずいたときに、

まだ始まったばかりだから…と捉えるのはよくありません。

通塾日数が増えたり、塾での拘束時間が長くなったり、体の負担は大きくなるかもしれませんが、

それは学習の定着力とはあまり関係がありません。

 

すでに真の実力が表れていると言ってもいいと思います。

まだ始まったばかりで実力が出ていないのかな~と考えるのではなく、

手を打たなければ、それで固定化されてしまう!

と考えるようにした方がいいと思います。

 

手を打つと書きましたが、

それは家庭教師をつけよう!とか、教え込もう!ということではありません。

個別指導の塾へ、そのような相談をしたら、火を見るより明らかな回答が返ってくると思いますが、

私は、まだお子様にもう一踏ん張りしてもらいたいと思っています。

 

手を打つとは、勉強の仕方、覚え方という勉強のやり方を徹底して教えて欲しいのです。

成績不振のお子様は100%と言っていいほど勉強の仕方が分かりません。

大人から見てお粗末な勉強していると言えます。

問題を解くだけだったり、テキストを眺めるだけだったり。

 

学校の勉強ではなんとなく100%吸収していたから、高い壁にあたった経験がないと思います。

書き方を工夫しなくても正解になる

理由を考えなくても点数になる

覚える工夫しなくてもテストでできる

 

質の高い勉強を目指さなければいけないという意識を持ったことがないと思います。

そして、質の高い勉強を自分で考えることは小学生にとって難しいです。

圧倒的な理解力で授業に悠々と楽しみながらついて行くお子様ならば、質の高い勉強ができなくても問題は無いですが、

普通の子は、家での勉強では意識的に質を高める必要があります。

でも、それをお子様に期待するのは酷です。

 

お子様は、勉強のやり方をしっかり教わったことがありません。

学校だけでなく、塾でも教わりません。

 

塾に行っているのに?

と思われた方もいると思いますが、

塾講師は説明会や学習の手引きのようなもので勉強のやり方を説明しているから、

それはご家庭にゆだねています。

そこは考え方の相違がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

学習の手引きはもらったけど、そういうことも授業で指導してくれると思っている保護者と、

これで授業は問題の解説に専念できると思っている塾講師

 

点数がもう一歩ならば、勉強の仕方にこだわってみましょう。

よく中学受験は特殊だから、経験していないから分からないという声を聴きますが、

それは小学校でも中学校でも教わらないことを勉強するから特殊なのです。

勉強の仕方は特殊ではありません。

 

中学受験は親子の受験と言われますが、

それは子どもは勉強の仕方を分からないから、そこを手取り足取り教えなければならないからだと個人的には解釈しています。

言い方を変えると、勉強の仕方をきちんと教えたのならば、

親子の受験の「親」の部分はかなり果たしたことになり、軌道に乗らないわけはありません。

 

とは言っても算数は数学とは異なります。

自信満々のお父様は算数は数学の廉価版だと捉え、数学の手法を取り入れれば効率よく学習が進められていると考える傾向があります。

まったく異なる手法とまでは言えませんが、同じ手法でいったら失敗するでしょう。

小学生の考え方で入試問題を解いてみると、数学と算数の違いが分かります。

 

余談ですが、私はときどきセンター試験などの数学を解いてみようとすることがあります。

すると、算数の解法を使って解いてしまいます。

呆れるというか恥ずかしいというか、まあ、職業病みたいなものです。

 

しかし、数学の問題を小学生の算数で考えることができるからこそ、小学生に中学受験の指導ができると言えます。

難問に立ち向かうときに、算数で考える頭か数学で考える頭かということが指導者として大切なことだと思います。

高校受験の数学を担当している講師が中学生の授業の前に小学生に算数を教えている塾は結構ありますが、

私はゾッとしています。

 

そういったところが餅は餅屋と言われるゆえんだと思います。

まず学習の仕方を確立したい!

そういうときは、

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