中学入試分析会に行ってきました(SAPIX)

今年は保護者として入試報告会に参加させいていただくのはサピックスだけにしました。

IH先生のブログで、四谷、日能研、早稲アカの様子はだいたいつかめたので、パスしました。

来年もサピックスだけにすると思います。

 

家を7時前に出発して、開始10分くらい前に着いたら良いな~

とクルマで向かっていたら、施設の駐車場に車を駐め、ホールに入ったのは3分前でした。

自分で言うのもなんですが、かなり凄いです。

 

場内放送で、今日は満席だから、隣の席に荷物や上着を置かないでくださいと言っていました。

50~60%くらいだったと思いますが、みなさましっかりその言いつけを守っていました。

さすがサピックスの保護者ですね。

 

まずは神田先生

主だった話は次の通りです。

  1. 2月1日の受験者数は増えた(理由は触れず)
  2. 2020年の大学入試改革のような出題にした共立C、品女3回は受験者数を減らした
  3. 英語に力を入れている山脇は人気増
  4. 英語を入試科目に入れる学校が増えつつあったり、品女は英検で加点をする
  5. 帰国入試の受験者数は増加(昔は帰国枠は特権感覚だったのですが、今は昔ですね)
  6. 一都三県では神奈川が最も増えた(学校が増えたからと分析していました)
  7. 共学の人気が下がる
  8. 大学付属校の人気が上がる
  9. 筑駒が増えたのは、経済情勢が微妙で、開成よりも学費が安い点が影響している(本当か?)
  10. 早稲田3校減など大学によって明暗が分かれた
  11. 渋渋、男女ともに増(難関校受験ラインに組み込まれている)
  12. 駒東減る(開成に流れたと言っていた)
  13. 聖光減る(難化が予測され避けられたと言っていた)
  14. 早稲田中2次が減ったのは浅野、海城の東大合格増が原因(早稲田も増えたけどその違いについても説明して欲しかった)
  15. 芝攻玉社洗足鎌女増
  16. 男子は大学合格実績重視で、女子は雰囲気重視らしい
  17. 山手学院はマーチが1位の影響で大幅増
  18. ネット出願で逗子開成は出願者は減らしたけど、受験率は高かった(それは当然のような)

 

こんなところだったような気がします。

このあと、無意味なサピックスの定員に対する占有率と、合格者数に対する占有率をずらずらと

これって保護者は喜ぶのかな?

 

最後に、桜蔭・豊島1次に不合格の受験生に、2日にサピ講師が電話をかけたら落ち着きを取り戻し、

3日受験では冷静になれた。

さりげなく、サピはフォロー体制も万全というアピールだと思いますが、これ普通のことでは?

全体的に、どうしてかという分析が甘いような気がしました。

 

続いて算数です。

今年は長文問題、最適化、立体図形、場合の数が特徴と言っていました。

 

長文問題は聖光を挙げていましたが、聖光って何年も前からかなりの長文なので、

今年の特徴というよりも学校の個性だと思うのですが。

 

最適化は、最速を探すとか、最大値を探すとかの問題です。

すんなり解けない問題で今後流行るかもとのことです。

たしかに、最大値探しとか最小値探しはセンスがもろに出ますからね…

良い分析ですね~

 

立体図形は筑附で四角すい切断の典型題が出て、国立で出たのがニュースと言っていました。

錐体は指導要領外れていますからね。

四角すいという名前は知らなくても、立体を切ることはできるということなのでしょうか。

裁判の判例のように、国立で出たんだから女子中や共学でも切断は出ますよと結んでいましたが、

そういうものなのでしょうかね…

 

サピックスは昨年から立体図形のプリントを授業で使っているから万全と言っていました。

その教材を使ってどうなったか、なにかしらのデータを示して欲しかったです。

 

場合の数は計算と根性の融合問題が増え、やってみないと難しさが分からない問題が増えていると言っていました。

捨て問♪捨て問♪という風潮はダメという意味でしょう。

塾によっては率先として「捨て問」と言っていますけど、サピックスはその立場ではないということだと思います。

 

最後まとめとして、1発目が大切なので、先取りはダメで、サピックスの授業で鍛えられるとしていました。

唐突にその話が出てきた気がしました。

 

国語は入試問題をおもしろく教えてくれましたが、

どういうように育てていくかという視点がほとんど無かったです。

合格実績No.1なんだから、信じてついてくればいい!ということなのでしょうか…

語彙力アップと、なんとかという冊子を使ってセンスアップと

世の中の現象を自分のこととして捉えることが大切と言っていました。

 

次は理科です。

計算が桁数が多かったり難度が上がったけど、難問は減っているそうです。

毎年「難問が減っている」と聞いている気がしますが…

男子校はリード文が長いと言っていました。

よく読まない生徒が増えていることに対して、中学側の変化らしいです。

学校の教科書が詳しくなっているので、それを題材にさらに深く勉強することが大切と言っていました。

前から言われていますね。

 

国語の先生と同様に話術はあるので、できる子には良い授業をしそうですが、

どうやって育てていくかという言葉が足りなかったです。

また、人事異動で新しい校舎に行ったら、

5年生のときにしっかり身についていなかったようなことを冗談交じりで言っていましたが、

5年生の塾代を払っている保護者の前で言うようなこと?と心配になってしまいました。

ちょっと奢りがあるのかな…

若いんでしょうね…

 

最後は社会です。

グラフの最大値、最小値に注目し、その理由を考えるという良いヒントを言っていました。

入試問題を通じて、このような着眼点を伝えることがこの会の意義ですね。

地図で、川をなぞるとか県境をなぞるとかコンパスを使ってみるなどというのも有効だと思います。

 

最後、おせち料理の問題を紹介し、「ケーキ」が模範解答以上の柔軟な発想と言っていましたが、

そうかな?

おせち料理って、日持ちするものが大前提ですよね?

ケーキって…

それが崩れたら、単なる語呂合わせのクイズのような…

 

国理社で共通していたのは、日常生活や日々の現象を自分で納得していくことが大切という話です。

 

それを聴くと、

あれっ、センスのある保護者がお子様に的確なアドバイスをしたら(教え込むという意味ではありません)

塾行かなくても難関校行けそう!

と思ってしまいます。

 

サピックスを信じてくださいという言葉が例年より多かった気がしますが、

それならばサピックスを信じられる、任せられるという印象の残る話をちりばめて欲しかったです。

サピックスの入試分析会というと、隙がない無難な良い話というイメージでしたが、

今年は、やや首を傾げることが多かったです。

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