たびたびクルマの話をブログに書くように私はクルマが好きな方です。
上には上がいますが、どちらかというとマニアな方かもしれません。
ドイツの高級スポーツカーメーカーのポルシェは最新が最良と言われます。
ポルシェも日本車でも新しい方が最新技術が備わっていますが、
楽しさという観点からすると20世紀末が最高だったような気がします。
安全→重くなる、操縦感覚が薄らぐ
北米で売りたい→日本人の趣向と合わない
燃費改善・排気ガス低減→パワーダウン
売れるように一般受けするものにしたい→最大公約数的なおかしなクルマになる
主にはこんなところですが、細かく書いていくと、それだけで2000字以上は行くと思うので、控えます。
今回はクルマブログというわけではありません。
これから本題です。
前職で2003年に初めてオリジナルテキストをつくりました。
その前年の2002年は5年生の1番下のクラスを担当し、
そこで使える教材をつくり、それに難問を次から次へと入れていきました。
しかし、原点が1番下のクラスなので、どのレベルにも使えるものになったと思います。
納得いかなかった部分があったり、システムをいろいろ変更し、
2年に1回くらい改訂しました。
上司から「もうそんなにいじらなくていいよ」と呆られるほどでした。
退職して、個人で教材をつくって販売していますが、前職の教材をそのまま販売などということはしていません。
道義的というのももちろんありますが、当時の教材作成力に納得していないからです。
いま見ると、「これじゃ市販教材レベルで、算数教材塾なんて名乗るのが恥ずかしい」と思ってしまいます。
算数教材塾・探求の教材は、今年、6年生までの基本骨格を完成させ
来年はオプション教材を完成させる予定です。
しかし、これから様々な教材をつくっていきたいと思っています。
- 各学年のテキストの典型題を集めたもの
- 各分野ごとの典型題を集めたもの
- グラフオンリーの問題集
- あてはめオンリーの問題集
- 条件が多い問題の問題集
ザッと挙げてもこのくらいはすぐに浮かびます。
一から問題を打って図を描いてというわけではありません。
いまある問題を、編集し直して発行するということです。
新しい問題ではないので、会員様には無料か格安で販売すると思います。
どうしてそんなことをするのかというと、
いまのメインテキストは、毎週、身につけて欲しい内容を深く丁寧に説明しているもので、
「○○を強くしたい」といったときに扱いにくいことが多いです。
すべての教材からこれとこれ、といって選んでいけばいいのですが、それを各ご家庭でやるのは大変です。
例えば「面積」を基礎からしっかりといったときに
対話式算数の38話、39話、46話、98回、113回、
そしてそれに、小4集中図形、小5集中図形、小6集中平面図形から「典型題プラスアルファ」
の問題の中から抜粋して30~50問ほど学習したいのですが、
分母は1000問以上あります。
十分、扱いにくいということがお分かりいただけると思います。
それを代行するという形です。
つまり、現在の教材ラインナップでは、素材はそれなりに揃っていますが、まだまだ道半ばといったところです。
そんな中で、2009年頃の前職で働いていたころのテキストを見る機会がありました。
解説はいまとくらべると未熟ですが、
入試前のラストスパートで各単元を攻略するのには最適な教材という印象を受けました。
いまの算数教材塾・探求の教材のラインナップにはない性質の教材です。
そのまま使いたくなりましたが、まさか、販売というわけにはいきません。
自分ひとりでつくったとは言っても、同僚に誤植の校正をしてもらいましたので、
それを販売とはさすがにまずいでしょう。
いま現在、販売されているわけでもないので、解説すること前提なら無料配付しても良いと判断しました。
一般の希望者にではなく、スカイプ生限定です。
中小塾で、問題集コピーして使いまくっている現状はさすがに酷いと思いますが
(入試問題のコピーも本当はダメですよね?)
自分で勤務時間外の真夜中にコツコツつくった過去教材で、
良いものを使ってスカイプ指導するのならセーフですよね?
私は良いもの悪いものをはっきり判断するタイプです。
他塾の教材でも褒めたり貶したり、上記のように自分の解説でも悪いと判断したり。
そして、この教材は改めて見ると素晴らしいと思いました。
良問を単元別にここまで綺麗にならべている問題集は他に見たことがありません。
それ以降、改定して作成したものは懲りすぎて扱いづらくなっているような気がします。
ラーメンに唐辛子を入れていくと、ピリ辛で美味しくなりますが、
あるところを過ぎると、激辛で美味しさが分からなくなるというと飛躍しすぎですが、正直に言うとそんな感じです。
いま同じコンセプトでつくれば、2割くらい問題の種類を増したもっと良いものがつくれそうですが、
いま存在する教材の中では右に出るものがないと思います。
あくまでも単元別攻略教材としてはという意味です。
そして、解説の評価は抜きという限定での話です。
このような性格の教材なので、
ラストスパートを目指すスカイプの生徒さんには、できるだけ使っていきたいと考えています。
解説は配付しませんので、ベストの教材と言っていいです。
聖光・桜蔭~偏差値40までが対象です。
バージョンがⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、発展と5段階ありますので、
対象がこのようなワイドになります。
いまから偏差値アップという時期ではありませんが
入試の得点力をアップできることは間違いありません。
残り60日というと短く聞こえますが、塾講師の立場ならそんなことはありません。
1月は早起きして体調を整えて♪と考えている塾講師なら60日はあっという間かもしれませんが、
これからが勝負と考えている塾講師にとっては60日間は十分すぎる時間があります。
この教材でラストスパートして、第一志望校合格を勝ち取りましょう!!