効率の良い復習法を探す

塾によって予習主義、復習主義がありますが、上達するには反復が欠かせません。

初めて学習するとき以外は復習となりますので、復習の回数をどれくらい増やせるかがポイントです。

予習主義の塾でも予習だけしてお終いではなく、トータルの学習を見れば復習の方が圧倒的に多いはずです。

 

復習を減らしたい

復習をすればするほど学力が高まりますが、

復習することが目的ではありません。

学力を高めることが目的です。

そうしましたら、復習を少なくして学力を高めることができないかを考えても良いと思います。

努力が美徳と思われる方には合わない話かもしれませんが、

必要に応じて努力をするという考えです。

 

そのためには、最初の1回目の復習の精度を上げることです。

反復するんだから、これくらいで良いだろうと甘く考えてはダメです。

今回で完璧に身につけるという姿勢が必要です。

 

トータルの労力を考えてみます。

  • 1回目の復習にかなり時間を割くけど、次回以降の復習は軽くか省く
  • 1回目の復習にはそれほど時間を割かないけど、次回以降、忘れるごとに過去のテキストを引っ張り出して再学習する

このどちらがトータルで負担が軽いかということです。

大手塾は後者の道を選択していますが、並べてみると、前者の方が負担が軽いような気がします。

 

1回目の復習に時間を割くといっても、解けなかった問題を唸りながら、時間をかけて理解していくという勉強ではありません。

理解できないものは、それまでの基礎力不足であることが多く、

その問題にこだわるよりも、離れて基礎に戻った方が良い場合が多いです。

 

最初の1週間が勝負

刑事事件でもよく初動捜査が大切といわれますが、算数の学習も同じです。

初動学習が大切です。

学習の仕方は単純明快です。

なんとか解ける問題を、習ってから1週間以内でオーバーワークと思えるくらいに反復する

これだけです。

 

「もうできる!」と思った問題も、その後3回くらいくり返すという感覚です。

時間が恐ろしくかかってしまいそうな印象を持たれるかもしれませんが、そうでもありません。

分かっている問題を反復するだけですので、あまり時間はかかりません。

算数の時間がかかるのは、解けなくて手や頭が止まっている時間が多い場合です。

極端な例えですが、百ます計算や公文の計算で時間がかかることはありません。

 

難しい問題はやらなくていいですが、同じ数字で同じ文章だと効果が低い場合もあります。

その場合は同レベルの問題集などをご用意し、それを使うと良いと思います。

どんどん難しいことに進むということではなく、同レベルというところがポイントです。

 

進学塾には無駄が多い

例えば、社会の地理でも毎回ころころ地方が変わると大変ですが、

数週間九州地方だけというような学習ならば、恐ろしく九州地方の姿が分かるのではないでしょうか。

 

そんなことをやっていたら、受験までに学習範囲が終わらないという声も聞こえてきそうですが、

進学塾のペースが速すぎととらえることもできます。

つまり、進学塾よりスピードを緩めるくらいがちょうどいいということです。

 

社会科講師に、4年でやっていた地理は、いつまでもかなり身についているの?と聞くと、

ほとんど忘れている生徒もかなりいると返ってきます。

ご家庭の工夫で忘れにくくさせるレッスンをしていれば別ですが、普通に塾のカリキュラムに沿って学習していると、

あの1年は何だったの?と思ってしまいます。

忘れても、あとでまた学び直せばいいから足早に学習していくというのが進学塾の基本スタイルです。

 

この作戦は自学自習生向けです

進学塾に通っていて、塾のカリキュラムは早すぎるから、独自のペースでじっくりというのは流石に無理があります。

通信教育を含めた自宅学習なら、どちらの作戦もとれます。

大手進学塾と同じペースで行くか、じっくり、しっかり身につくまで反復するかです。

どちらが好みかという問題よりはお子様の特性によります。

 

塾のペースで進んでしっかり身につく子であれば、あえてゆっくり反復する必要もありません。

しかし、大手塾の多くの生徒は、前述の社会科のように、習ったことが綺麗に抜け落ちている状況です。

それならば、作戦変更として、1つの単元に時間をかけていく方法もありではないでしょうか。

常に2倍の時間を取るのは物理的に不可能ですが、4年生の基礎段階は2倍の時間をかけて取り組み、

そこで、学習スタイルを身につけたら、徐々にスピードを高めていけると思います。

 

進学塾の生徒さんが、いろいろ忘れてその都度学習し直している間に追い越せるという寸法です。

ウサギとカメの競争を思い出してしまいました。

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